今日 彼岸 菩提の種をまく日かな【カラダの種】
こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします
『今日彼岸 菩提の種をまく日かな』は芭蕉が詠んだ句です。
まさしく本日より秋の彼岸に入りました。
暦的には「秋分」を真ん中にして7日間のものです。
私は実家にいた頃はお彼岸には上新粉でお団子をつくってお墓参りが恒例でした。
彼岸側にいるご先祖に挨拶といった感じと認識していたと思います。
皆様もお墓参りされた方もいらっしゃるなではないでしょうか?
私は食べる事が好きなので、お団子やお萩ばかり気になってしまいます。
最初の写真はお墓参りはしてないけどお萩は頂いたものです。
さて、今年のお彼岸は、私の体感的ではありますが、1日の自律神経の嵐の時と並行している要素ですので、非常に揺らぎやすいと感じています。
私自身が揺らいでいるのでそう感じているのかもしれませんが。
彼岸は此方(コナタ)の私が彼方(カナタ)へと想いを行き来させ、波に揺らぎながらも彼方の彼岸に上陸するかのようなイメージ。
彼岸の語源としては仏教から来ているので、皆さんご存知の「般若心経」でよく出てくる 波羅蜜多(はらみた)から来ているのであちらの岸に至る大いなる智慧を記した大切なお経という意味で人によっては何度も発声してらっしゃるかもしれません。
「色」の岸より「空」の岸への道のりは東洋哲学では形而上学として非常に得意とする領域。
彼岸を上の図を私が使うのは、内なる宇宙の海底とも言える世界を古い言葉で阿頼耶識(アラヤシキ)と言いますが、現代の私たちには心理学でいう潜在意識の奥深くの領域に種子という概念があります。
量子力学で言えばゼロポイントフィールドの辺りとも言える領域。
種子自体は常にありますが、その種子を撒くかどうかは私たち次第。
種子からハスの花が咲くのか?
そのような感じで自分の根底に流れゆく物を見つめる時間と感じます。
勿論、自分とは?となると血の系譜も関係しますので、ご先祖様にも今ある自分の原点として感謝することも一緒ですね。
春分・秋分と彼岸という世界観は各宗教でも重要なポジションでもあります。
人類自体が重要とするポイントは、集合無意識の領域では一緒ではないでしょうか?
細かいことはともかく、この1週間を、自分の中に立ち上がってくる矛盾するかのような想いを見つめながら、自分とは?などと考えてみるのもいいのではないでしょうか?
いろんな視点もありますので以前の記事も是非
今回のテーマ「彼岸」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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筆者:丸山 泰弘
薬剤師、カラダ・キュレーター
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