こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
今回は「カラダの変わり目」を前に内臓疲労を見て参ります。
確か3日ほど前にも書いていますが、今回は別の視点から見ていきます。
毎回書いているのですが、今回は例年とは状況が違いますので、感染症に備えての予備知識としても重要になってきますので、再度確認して参ります。
今回の内臓を休める目的は
これらにフォーカスを当てています。
昔から言われている文脈では、カラダの変わり目の前半は、ほぼ「土用」に当たります。
土用は陰陽五行思想で木・火・土・金・水の5要素のうち「土」がメインの時期と捉えます。
臓器で言うと「脾」と言う食物の気を養い蔵する機能と「胃」と言う気をキャッチして伝達する機能に比重が増していきます。
これは本来の機能が発揮できる調子の良い場合は土用丑の日にうなぎを食べてパワーアップを図ることはできますが、疲弊していると逆に鞭を打つような状況になったり、動きが悪くストレスばかりかかってしまう羽目になります。
中国医学では梅雨の時期は外気同様にカラダの湿度が増していきます。この湿度が「脾」「胃」に更に負担をかけていきます。マスクはそれを更に追い討ちをかけるのではないでしょうか。
脾臓と胃ほ不調は「腎臓」や「膀胱」へ影響しますので水分代謝にトラブルを招きやすくなります。一番わかりやすいのはむくみでしょう。
また暑くなってくると水分補給が増えます。
マスク時間が長くなっている現在は更に水分補給が必須になる反面、胃酸も薄められてしまいがちです。
胃酸は外部からの侵入者を抹殺するための最重要関門でもあります。
この機能が低下してしまうと厄介なものを生きたまま侵入させてしまいます。
また、風邪などの感染症が一気に増えやすい時期でもあります。
腸がストレスフルだと免疫力自体が弱い状況になり、防御能力も低下させてしまいます。
理由を書いていくとキリがないのですが、なんとなくでもこの時期に内臓を休ませてあげる必要が感じていただければ幸いです。
今年はマスクと予想以上の梅雨前線の影響の強さが、私たちにボディブローのように日々負荷を積み上げてしまっています。
食当たりも増えやすいこの時期、土用丑の日の前にまずは胃腸のメンテナンスが最初にないとせっかくのうなぎもパワーを発揮できません。
是非内臓にも夏休みをとらせてあげてくださいね。
今回のテーマ「内臓疲労」」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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筆者:丸山 泰弘
薬剤師、カラダ・キュレーター
KaRaDa Farm AQUA
https://www.karada-farm-aqua.com
カラダ・キュレーション(CS60)
https://karadaq.hatenablog.com/
@taneyakumaru