こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします
本日は「立秋」です。
言葉とは全く違い、季節感は夏のピークですね。
四立(立春、立夏、立秋、立冬)の日は、爽やかな風が吹き新たな気が入り込んでくるのが感じられます。
暑さには気をつけて、是非外に出て新しい「気」を感じてみてください。
土用の憂鬱感が晴れますよ。
私の自宅にも風が通り抜けてきます。
是非外の風を纏ってみてください。暑さには注意して。
梅雨明けの高気圧でのスッキリ感とは全く違った爽やかさとして感じられると思います。
この風の感覚は体感だけでなく、古来から言われてきたものです。
下の立秋の表現を見るとよりリアリティが増すのではないでしょうか?
【立秋】とは
太陽黄経135度、冬至から228.28日
夏が極まり秋の気配が立ち始める日
「初めて秋の気が立つがゆえなればなり」暦便覧より
七十二侯(約5日ごとの変化)
初候:涼風至(涼しい風が立ち始める)
次項:寒蝉鳴(蜩ヒグラシが鳴き始める)
末候:蒙霧升降(深い霧が立ち込める)
風を音に変化するデバイスって言ったら味気ないのですが、
「風鈴」が気持ち良さを演出してくれる時
音叉とは違いますが、音がカラダに染み渡るのは
新たな「気」を体感できますね。
都会など家が密集していると苦情の種になりなかなか使い難いのが実情ですが、飾るだけでも「涼」を味わえるのではないでしょうか?
DNAに刻み込まれたものですからね。
当ブログらしく時空間をもう少し引いて眺めてみましょう。
この1年の流れから眺めてみると、
古典でいう「潜象(現象化されていない世界)」の領域での型が示されていた時期を通り越し
冬至を境に「現象」の世界に物質化がスタートしました。
今日(立秋)の半年前(裏側)である立春から船を始め今年の象徴的なものが現れましたね。
そこから春分にかけて象徴から社会全体に大きく転換し
立春から世界全体のテーマが設定され、全体としてのスタートです。
ブレーキをかけながらもテーマの要素は夏至でピークを迎え、
体感としてのピークを現在迎えたところですね。
では、立秋
現象の体感はピークに達しながらも、
来年の気配(潜象)はどこかに現れ始め、
秋分の頃には何らかのイメージ(青写真)が見えてくるかも知れません。
分かりやすいように、ちょっとコロナを意識して書いてみましたが、
これはコロナに限ったことではないので、
自分ごとに引き付けて眺めてみると面白いのではないでしょうか。
カラダの変わり目前半(土用)で意識を内側に持ってきたことで、
環境の中との共鳴しやすさや、自分のアンテナの感度が変わってきているのを実感してきている方が多いでしょう。
また、上の図のように鬼門である2月の節分の裏にあたるので、
対のような関係のポジションでもあります。
「風」「音」は「あの世とこの世」を行き来するコードです。
お盆の習慣や肝試しが何故「今」なのか?なども関連します。
この内容は以前書いていますのでよかったら下のものを覗いていただければまた違った見方ができて楽しめますよ。
今回のテーマ「立秋」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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筆者:丸山 泰弘
薬剤師、カラダ・キュレーター
KaRaDa Farm AQUA
https://www.karada-farm-aqua.com
カラダ・キュレーション(CS60)
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