春分と甲子 事の始まり時
こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
今日は春分、風が強い!
まさに陰陽が行き来して平衡をつくろうと微調整している感じ。
そして明後日の22日に今回のテーマ「甲子」があります。
因みに、前回の甲子は1月22日です。
甲子の話は60日毎に書いていますので、以前から読んで頂いている方には記憶にある方もいるのではないでしょうか?
良かったらそちらも覗いてみて下さい。
暦の目安は役に立つか?「60進法」【生活のタネ】 - 薬剤師が語る 生活のタネ
【ライフシード】甲子、始まりと俯瞰 - 薬剤師が語る 生活のタネ
春のスタートに 「甲子(きのえね)」 - 薬剤師が語る 生活のタネ
「甲子」という名称は十干十二支の「干支(えと)」の10と12の組み合わせの60種で一番目の組み合わせから「事始め」などにいいと言われてきました。
この辺はいつも書いていますし、調べればいくらでも書いてますので今回は違った視点で見てみます。
タイミング的に今回は時代の流れともリンクさせてみたいと思います。
今回の甲子はタイミング的に「春分」とほぼ重なっているのと、干支は60進法で
1年を約6当分すると言ってもいいでしょう。
春分を含む二十四節気は1年を24当分。その中でも「中気」を見てみるとよりリンクしやすいかと思います。
甲子は事始めにいいということは、
次の甲子に以前始めたモノがどの様に進んでいるか?
どんな変化があるか?
どんな広がりがあったか?
など振り返りにもいいタイミングですので、今年は二十四節気と重ねながら時間の流れを見直すのにもいいのではないでしょうか?
実際前回の甲子は原作私達の目の前の現象が広がり始めたタイミングでしたので振り返りやすいという意味でも一つの区切りと見るのは面白いかと思います。
更にその前の甲子は11月23日でした。
その時何があったかいつも見ていただいた方は思い出す方もいらっしゃるのでは?
実際、今回の「甲子」はこの二回書いている時代の転換期、そして社会の変わり目の「春分」に当たります。
その新しい時間の始まりと見ると22日からスタートすると考えたら非常イメージし、振り返りやすいでしょう。
60進法は、以前書いた様にバビロニアやメソポタミア、そしてアジアでは春秋時代には使われていたものですね。
基軸は違う様にみえますが、どちらにしても「木星」×「土星」の掛け合わせからできているもので
「時間」を表現するのに使われて来ました。
二十四節気などはその一部と見てもいいかもしれませんね。
この時間軸を地球の軸と太陽を始め天体と組み合わせる事で「空間」という広がりが生まれ、方位などの概念が出来て、古代は現代でいう占いという形にまとまり、暦や地図などが発生した、現代の学問の発生でもあるものですね。
私達の現在使っている時間カウントは60秒60分など基本が60進法。
私達のカラダに備わった体内時計も秒単位もあれば分単位もあり、宇宙と地球の刻む時間と連動しております。
カラダに目を向ける時でもいいですね。
または、これから変わりゆく社会に向き合う心の姿勢の構えでニュートラルポジションをとってみるなども、こんな時だからこそではないでしょうか?
勿論、いつもの様に純粋に新しい事を始めてみる「事始め」のいい機会としても素晴らしいタイミングです。
是非活用してみて下さい。
背景に拘らず、意識と意志の発動ですので、自分流で大丈夫です。
次回の甲子は5月21日です。
このときには、オリンピックの方向は勿論、経済を始め社会の変化はどうなっているでしょうか?
別な角度から見たら、新しい何かが芽を出して来ている事も間違いないでしょう。
どちらにしても、現実的な変革期の初期はドタバタ劇となる事は避けられないでしょう。
先ずは花見をゆったりとした心持ちで楽しみたいものです。
今回のテーマ「甲子」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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筆者:丸山 泰弘
薬剤師、カラダ・キュレーター
KaRaDa.Q(HP)
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CS60(CS60目黒)
カラダ・キュレーション(CS60)
https://karadaq.hatenablog.com/
@taneyakumaru