薬剤師が語る 生活のタネ

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英雄の旅か、ヒロインの旅か、それとも、、、(時代の流れとココロ) 【意識の旅】

こんにちは

生活のタネをお届けするタネ屋のマルです

今日も私見たっぷりのタネをお届けします。

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今回は、少し前の「守破離」の中で、1次元上げて見渡す、、、といった視点から、物語が変わってくるといった事を書いたのですが、

その延長から「ヒーローの旅」「ヒロインの旅」などエンターテイメントの世界をひんとに今後の動きのヒントにする為

自分のココロと意識への旅の誘いです。

先ずは序章として

型が破れる時(守・破・離)【生活のタネ】 - 薬剤師が語る 生活のタネ

 

先ず、最初に「意識」について簡単に触れてみたいと思います。

 

意識(いしき、Consciousness)は、一般に、「起きている状態にあること(覚醒)」または「自分の今ある状態や、周囲の状況などを認識できている状態のこと」を指す

 

哲学では

中世では、conscious「意識がある」とconscience「良心」の語源が同じ(scire「知る」)ことからも推測されるように、意識はほとんど良心と同義であり、現在我々が知る心的現象一般としての意識という概念はなかった。

意識や心の構造が問われるようになるのは、17世紀以降である]。近世前期の哲学において、意識はもっぱら思惟を典型とする認識と表象の能力として扱われたといってよく、ただしこの認識能力は感情や感覚を含むものであった。デカルトは「我思う、ゆえに我あり」(Je pense,donc je suis.ラテン語Cogito,ergo sum.)などの方法論的懐疑により、後世に主観的でありしかもなお明証性をもつコギト(: Cogito)と表現される認識論存在論を展開した。デカルトは世界を「思惟」と「延長」から把握し、思惟の能動性としての認識と受動性としての情念をそれぞれ主題化した。

フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』より引用

 意識は認識出来ている状況とありますが、

認識」とは、主体あるいは主観対象を明確に把握することを言います。

今回の意識への旅はこの辺も重要な要素になります。

 

 ここで本題の「英雄の旅」「ヒロインの旅」を見ていきます。

 

英雄の旅」は、ジョゼフ・キャンベルによって私達に認知されていますね。

というより、スター・ウォーズロードオブザリングなどのエンターテインメントの中のストーリー構成になっていますね。

これは私達の意識に組み込まれたパターン(進化の流れ)が原型になっていますので、必然とココロに響くのです。

 

しかし、近年のエンターテインメントは主役が女性のものが多いですね。

社会でも女性が活躍する社会になってきたことを表すとも言えますが、まだまだ壁があって皆さん立ち向かっているのは女性だけでなく男性でも感じられるのではないでしょうか。

ここでは「ヒロインの旅」側から少し見ていきます。 

ヒロインの旅と英雄の旅は、課題との対峙という意味では対になっていて、大きくは自分の中で「男性性」と「女性性」 の統合が最終目標になっていきます。

しかし課題は同じでも、進み方は「英雄の法則」とは違いますね。

女性の成長・進化は男性とは課題は同じとしても旅のプロセスの順番が違うという方がちかいでしょうか。

 

社会と繋がって、関係性があればある程、この旅はよりインパクトがあるように感じる可能性があります。

 

女性の社会進出は、まだまだ社会のココロやそれを支えているシステム自体が受け入れ態勢でない為、これからのカラダの変わり目でも男性以上にカラダに負荷がかかる方も多くなるのかもしれません。

 

しかし、時代の変わり目である昨今で、現象的に物質的に表面に新たな要素が現れる今年以降は、この旅が非常に重要になります。

新たな流れや価値観を受け入れるにはこの意識の旅を通して、自分の過去に時代の価値観の破壊()を経験し、男性性と女性性の見直しと再統合(再生)を通して、視座が高くなるなどして自分自身の枠の広まりから新たな価値観の受け入れが進んでいきます。

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ヒロインの旅 ──女性性から読み解く〈本当の自分〉と創造的な生き方

ヒロインの旅 ──女性性から読み解く〈本当の自分〉と創造的な生き方

 

ここで、神話の構造は宇宙構造ともフラクタル な関係です。

人類は古くの太陽系が太陽・水星・金星・地球・(月)・火星・木星土星の7惑星の意識で神話も叡智も構成されてきました。

しかし、現在は天王星海王星冥王星も科学技術によって発見されています。

こうなると古い概念が時代を超えていくタイミングで社会の構造と重ねていく時に、少しずつズレが生じたり、意味が変わってきたりするケースが少なからず出てくるでしょう。

私がいつも書いている土用(カラダの変わり目)は正にそうで、惑星の一番外側の社会システムとしての基準だった土星の外まで意識が広がると全ての見方が変わってきます。

 

意識の旅は、通常自ら行うものではなく、30才ごろのサターンリターンと言われるものが有名ですね。又は50〜60才頃の転機。

これは土星の約30年のサイクルが私達の意識のフレームを作っている事にあります。

そこから土星の外に出ることで7惑星のみの意識から天王星へ広がり一次元上昇して今までの価値観を俯瞰して観れるかもしれません。 

 

 

ここで、カラダの変わり目でも少し関係する部分からも見てみます。

神話の法則や古代の叡智などは、

物語としては、先に書いたように日常から死そして再生する事で新しい世界や価値観へとシフトする流れがありますね。

睡眠も昔から死から再生の時間と言われます。

暦や人生の転機でも同様に死から再生へと展開する事で1次元上がったり次のステージへと進化していくのが人類の特徴とも言えます。

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抽象的に見れば基本形はほぼ一緒かもしれませんね。

黄色部分が死から再生の時で、時間の新陳代謝です。

こう見ていくと難しく考えなくても日々何気なく経過しているものの積み上げられています。

なのでカラダの変わり目も意識の旅に認識されれば非常にシンプルなものになります。

 

 

ザックリと書いてきましたが、

ヒロインの旅から社会が変わっていくプロセスは、課題を解決する事が重要ではなく、

それを課題として見ている視座そのものが変化していく事で新たなシステムが発生してくるというものです。

 

そういう意味ではお笑いや映画やアニメなどのエンターテイメントの世界が日本では型を壊し、一方で新たな雛形のヒントを提供してくれるのではないかと感じます。

 

私達の意識が旅の中で、時空間と紐解ながら新たな結び目をつくることで、

結び目が新たなココロのベクトルの支点になり、ベクトルも新たになりそうですね。

 

その延長では、英雄の旅もヒロインの旅も次の時代のストーリーとして生まれ変わるのでは?と楽しみでもあります。

 

是非、いろんなサイクルの意識の旅を楽しんでください。


今回のテーマ「意識の旅」はいかがでしたか?

新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル

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筆者:丸山  泰弘

薬剤師、カラダ・キュレーター

 

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