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カラダの変わり目のサイエンス 「土用」を現代テクノロジーへ【生活のタネ】

こんにちは

生活のタネをお届けするタネ屋のマルです

今日も私見たっぷりのタネをお届けします。

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本日より冬土用入りしました。

 

過去に何度も「土用」について、そしてカラダ視点で「カラダの変わり目」として書いてきました。

今回はこの「カラダの変わり目(土用)」を

古代の叡智から現代のテクノロジーとして視点を変えていくために、特徴を知ってもらいたいと、簡単ですがまとめてみました。

過去にもカラダの変わり目については何度もかいてますのでよかったらそちらも眺めてみて下さい。

 

 

土用とは?

先ず、そもそも「土用」って何?と思う方もいらっしゃるでしょうから、そちらから簡単に言うと、

 

土用(どよう)とは、五行に由来する暦の雑節である。1年のうち不連続な4つの期間で、四立(立夏立秋立冬立春)の直前である節分までの約18日間ずつである。

 

土旺用事(どおうようじ)の略。 
次の季節へ移る前の調整期間といったところ。

 

五行では、春に木気、夏に火気、秋に金気、冬に水気を割り当てている。残った土気は季節の変わり目に割り当てられ、これを「土旺用事」と呼んだ。


四季にはそれぞれ象徴である木火金水が順当に割り当てられたが、そのままでは季節が変わる際に性質の異なる気が接しギャップが生じる事になる。現実のスムーズな移行にはバッファ的に働き現在から次の季節の気へと変容させる期間があり、ここで土気が活発に働いているとみたのが土用(土の働き)である。この期間は、1年を五行の5等分し、さらに土を四季に配分するため4等分した長さとなる。

 

土用の間は、土の気が盛んになるとして、動土・穴掘り等の土を犯す作業や殺生が忌まれた。ただし、土用に入る前に着工して土用中も作業を続けることは差し支えないとされた。また「土用の間日(まび)」には土用の障りがないとされた。

 

最初の日を「土用入り」最後の日を「土用明け」という。

 

2020年は
冬土用: 1月18日 ~ 2月3日
春土用: 4月16日 ~ 5月4日
夏土用: 7月19日 ~ 8月6日
秋土用: 10月20日 ~ 11月6日

 

参考:土用 - Wikipedia

 

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何故カラダの変わり目?

「カラダの変わり目」とは、私が勝手に言っているものです。

なので社会的な定義ではなく、私の経験とデータからこう呼ぶのが現時点では一番府に落ちる感じがしています。

 

では何故か?というと、

「土用」は季節の変わり目とは言いますが、私達の体感では「土用」が終了してから実際変化しているように感じます。

なので、季節で言えば次の季節の兆しのようなものがあるかどうかです。

 

しかし、カラダは少し意識したり、この事を認識するだけで体感が得られるカラダの声があります。

その様子は明らかに次のシーズンへの移行しならら、持ち越したくないものを処理させています。

体感できる変わり目です。

 

古くからは警告のように悪い印象がありますが、システムが理解できたら、サイエンスとしても捉えられますし、知恵をテクノロジーとして扱う事も可能です。

 

私は昨年の11月で医療の現場を離れましたが、それまでの約20年毎回この時期特有の症状の方が多く。カラダは素直に反応しているんだな、と確信しております。

 

 

特長

ここでは「カラダの変わり目」としてカラダにフォーカスして簡単にご紹介いたします。

 

  • 意識(心)の比重がカラダの内側寄りになる(外側:内側=3:7)(意識のベクトルは内向き)
  • 肉体は内部の変容に集中する為。外側(表面)のバリアが弱くなる(抵抗力の低下)

 

 意識が内側に向きになる事で、外側の事に気持ちは向かなくなります。

逆に、内側には意識がすんなり向いてきます。

外側への意識が薄れると注意力や集中力が低下します。

昔から、土用期間は自然の中に行くと事故などに遭うので行くなとも言われますが、

カラダから見れば、集中力が落ちると、外側である自然の変化には対応しきれません。自ずと事故や災害になる確率は高いですね。

 

日常で考えてみると、

意識が内側に向いているので、周辺に興味を持ったり、集中することは減ってきます。

 逆に自分自身のことは考えやすいんです。感じがもしかしてうつ・・・なんて感じてしまう方が意外に多いかもしれません。又は、気持ちが乗らず、ちょっと調子悪いかな?なんて感じてしまい、空回りしやすい方も結構見受けられます。

これが変わり目の初期に目立つ「ギックリ腰」や「腰の重さ」になって来店していらっしゃる方が多いです。

 

肉体的には

腰痛以外には、表面のバリアが弱まってくる一方、内部は積極的にメンテナンスが始まります。

バリアが弱いので感染症も比較的多くなりやすいです。

どちらかというと、内部が活発になる関係で、そこでの疲労や老廃物が蓄積していると私達に訴えるかの如く症状が立ち上がってきます。

代表的なものが、目眩・耳鳴り・難聴の三半規管周辺の症状と、ヘルペス帯状疱疹などの脳神経疲労と抵抗力低下の重なりで発生するもの、突発性蕁麻疹にように内臓負担の爆発として出るものもあります。同じ内臓でも胃・腸は中の外側のせいか、消化が弱まる傾向があって内臓の違和感が各所で起きやすいですね。食当たりや食欲低下はよくあります。

 

気をつけたい事

  • 周辺への集中力が低下するので慌てて行動したり、歩きスマホなどはいつも以上に事故の原因になりやすいので、時間のゆとりを持ちながら、同時並行は控え目に。
  • 胃腸の抵抗力が下がってくるので、疲れを感じている場合は生物は避けたい。

 

メリット・ポイント

カラダの変わり目は普段と違って不便に感じる部分が多く感じるかもしれませんが メリットもむしろ沢山あるので自分なりのスタイルを見つけてもらうのがいいですね。

 

ポイントは「メンテナンス」です。

 

正月の掃除は空間を綺麗にでしたが、ここでは内部空間(家・カラダ)の棚卸しはストレスなく進みます。

先ずは仕舞い込んで使わなくなったものや、古くからの習慣を棚卸しのゴールデンシーズン。

そして棚卸しした古くからの素材を、要るのか要らないのか改めて意識的に見つめ易いんです。整理し、要らないものは断捨離がスムーズに。

断捨離したらもう一度掃除
こうすると広いスペースが確保できます。

部屋は広がり、脳はスッキリして、そのスッキリ感は外の世界には自分の空間にゆとりがうまれ結果、関係性にゆとりが生まれてきます。

 

いろんな見方がありますが、メンテナンスに非常に向いているシーズンです。

メンテナンスして広がりが生まれると、今までの流れから次元が上がって見える景色が変わるかもしれません。

 

先ずは、この時期は色々やるより自分自身の空間の整理がいいですね。

 

過去にも沢山カラダの変わり目について書いていますので是非読んでみてくださいね。

 

 

taneya.hateblo.jp

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カラダの変わり目に関連してカラダのメンテナンスや仕事などに活かしたい方はご相談ください。

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今回のテーマ「土用」はいかがでしたか?

新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル

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筆者:丸山  泰弘

薬剤師、カラダ・キュレーター

 

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