こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
小学校のころウルトラマンとドラゴンボールとキャプテン翼で育った私達には「気合い」と「根性」で瞬発的な爆発力で社会を切り抜けようというメンタリティは一番馴染み深いものだと思いながらも、一方でそんな事続けたら病気になっちゃうなんて思いながら横目で一緒に働く若い世代を見ていると、今の10代20代はなんて省エネで安定感のあるエネルギーの使い方をしているのだろう?と羨ましくなる今日このごろ、、、
そういえば、人間のエネルギーは電気的なものだよな〜なんて思い出した。
先日書いた無機質の旅のリン(P)が関わるATP(アデノシン3リン酸)だ。
私たちが摂取した糖質などがミトコンドリア(発電所)によって主にATPに変換(蓄電)されこれが私たちの生命のエネルギー源になっている。
実はこのATP、蓄電されている量は約10gで、約3分間のATPしか存在しないというのです。
あっ、これウルトラマンじゃないか!
このカラダは実はウルトラマンと一緒だった!
この一瞬に持ち合わせて生命のエネルギーは3分しかもたないという事だ。
ウルトラマンの3分の秘密は大人の事情も含め色々ある様だが
この秘密の中でボクシングの1R3分というのがすごく繋がる気がする。
極限にまで切り詰めたカラダでの試合は3分が限界というのはまさにこの事だ。
他にも今はオリンピックを前に格闘技や陸上を始め極限の中でエネルギーを爆発的に使い3分以内に勝負を決めなくてはならないものばかり。
救急救命に於いても心停止の場合3分が命の境目になる。
もちろん私達は3分間どころか数十年生きている。ミトコンドリアがせっせと絶え間なくATPをつくりだしてくれているからだ。
1日に作られるATPはなんと体重に相当する量にもなるとか。
スポーツ選手はこのATPを効率よく生産し、より多く蓄え。更に効率よくエネルギーを爆発させたり、長く保たせたりと、一般人の私達からすると想像を絶するトレーニングを積んでいる。
勿論私達も近年ね流行りもあり、ミトコンドリアがキーワードの一つになりそれにより、デトックスやジム通いに繋がっている。
現代の私達の生活はミトコンドリアが少なくなり電気の処理も滞りがちであるのは体感でみんな感じているからかもしれない。
ミトコンドリアのキーワードを見たときに是非ウルトラマンを思い出して欲しい。
自分のカラダが今3分間全力で動けるのか?
3分間全力を出し切るパワーと
継続し続けるエネルギーを生み出しつづけていけるライフスタイルかどうか?という視点を持ってみるのはいかがでしょうか。
参考:生き物のエネルギー通貨を生み出すナノモーター—ATP合成酵素の回転運動を世界で初めて観察— | サイエンス&テクノロジー | 研究・社会連携 | 京都産業大学
エビのしっぽから オーガニックな無機物の旅 その2【自然と生命の循環】リン編 - 薬剤師が語る 生活のタネ
今回のカラダハックはいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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丸山 泰弘
薬剤師、健康・レストランのコンサルタント
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