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「暦」は量子の相互作用がもたらす旋律【カラダの変わり目】

こんにちは

生活のタネをお届けするタネ屋のマルです

今日も私見たっぷりのタネをお届けします。

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今回は「カラダの変わり目」直前なので、基準となっている暦とカラダについて少し触れてみたいと思います。

 

1回目の今回は、私がベースとしてきた「」と「宇宙」の観点から、現代の量子力学のサイエンスと古代のインド・中国から引き継いできた世界観を織り交ぜながら、東西融合的に触れてみたいと思います。

 

 

古くから「」は統治するもののパワーの源泉であったり、統治の軸やフレームを構成する要素として重要な役割をもってきました。

勿論現在も。今のように私が「」について語るなんて許されないものだったでしょう。

「暦」は統治者が繋がった(太陽・北極星・金星・木星土星シリウス・プレアデスなどなど)を基軸(神)として構築され、その組織内で学問として天文学と連動したました。そして音楽・芸術でも宇宙を表現されてました。

有名なのはピタゴラス天文学と数学と音楽を学問(アカデメイア)として確立していましたね。

現代に入るまでは、その殆どが宗教という枠の中で表現されています。

 

星の違いで、軸やフレームが変わるので表現される世界観は全く別ものになります。

 

現代の物理学の視点から眺めてみれば、

宇宙は「」「」でできていて、どの弦に共鳴するかによって「聞こえる」「見える」音や色が違うというものです。

この上に書いた「音」「声」は無音で無色透明で、どこにでもあって、でも認識できないものです。

 

最近の量子力学や潜在意識の世界観から表現すると、

空間に満ちている、素粒子ともエネルギーとも言えます。

量子力学では、周波数(エネルギー)で満ちているものが、認識された瞬間「」から「」に変わるというものです。(引き寄せの法則などでもよく言われる考え方)

ヒモ理論がその世界を繋いでいく一つの考え方です。

 

さらに奥を眺めると、

アーユルヴェーダを生み出したヒンズー教空海真言密教の中には色濃く残っていますが、

阿頼耶識(アーラヤ識)」の領域に「種子(ビージャ)」があります。

これらを量子力学の世界では「ゼロポイントフィールド」と言っているのではないでしょうか、すべての要素とつながっている点で、すべての空間に敷き詰められていると言われています。

 

 

宗教の中では、この「音なき音」「声なき声」をカラダがキャッチして「音」「声」として認識する為に、須弥山(メール)の概念をベースに寺院の構造・曼陀羅マントラ護摩易経のような記号・祝詞・言霊などのテクノロジーを使い、潜象を具現化する装置(デバイス)や技術(テクニック)として配置していました。

身体技法としてヨーガや気功などもありますね。

「森に風が吹き、音が出る」ような表現で書物は書かれていたりします。

 

これらの技術天文学を組み合わせ、自然界の現象をデータ化してまとめたのが「」で、

個人の運命・カラダ・意識と紐付かせたものが主に「占い(命数)」ですね。

 

空間に遍満する「種子」は一緒ですが、

環境とカラダでは少しその発動は違うと思われます。

 

私たちの環境を作る地球上の位置と天体の関係や地理構造などがその地域特有の気象・季節を生み出します。

言い方を変えると、太陽から放射された素粒子太陽風?)が空間(地理)を楽器として「」そして「現象」へと音楽を奏でていきます。

音も単音ではなく、様々な周波数に反応してオーケストラのようにハーモニーとして「音」同士が相互作用して重なりとしてのコードや時間の変化でメロディーになり音楽になるでしょう。

更に、音楽にはテンポキーなどがありますね。

1年や1日などの時間概念テンポ的概念、4ビート、8ビート、16ビートなどと思えばわかりやすいでしょうか?

そして季節などの特色はキーなどの音色があります。季節転換は音楽では「転調・キー変更」などのようにAという和音からBという和音に移行するようなものです。

季節の変わり目」はこの転調であったりコード変更などの転換点という考え方もできます。

 

 

ではカラダはどうでしょう?

カラダもヨーガなどで語られてきたように、背骨須弥山でここが宇宙の聞こえない音をアンテナのようにキャッチして言葉として「」に転換するという世界観があります。

その「声」はそのままの発生された声もそうですが、思考・感情・イメージなどもその現象の一つになります。

自然界は純粋なアンテナと楽器のようなシンプルな構造ですが、

私たちのカラダは、魂・意識など環境とは違うアンテナや楽器で、自分独自のチューニング装置と楽器にも例えられそうです。自然界の「おのずと」現れる世界に対して、カラダの「みずから」と「おのずと」のはたらきが更に相互作用する非常に複雑な楽器になっています。

 

上記のように、

自然の音楽とカラダの音楽とでは奏でる音楽は違いそうですね。

しかし、ベーステンポキーが重なり合っていれば和音として奏でられます。

問題は季節変動の転調と、カラダの転調が上手く調律出来るかです。

私達は季節感とは違い、物質的存在です。

更に感情思考の積み重ねもある為、内部(楽器)にフォーカスして調律していく必要がある為、おのずと意識はより中心に非常が置かれていきます。

この中心での調律作業において、どの程度スムーズに進むかは、日常の楽器のメンテナンス次第ともいえます。

占いなどで暦が利用されるときには、人生というスパンで見て、自分自身に正直に生きているか?などがテーマにもなりますね。

 

波動調整器は、日常の中での波動の微妙な乱れを調律するデバイスと考えたら理解しやすいでしょうか。

 

カラダの変わり目に向き合う姿勢は、こんな感じだろう。

私達のミクロコスモスには、内なる音楽が意識の中に立ち上がる、言葉、感情、思考という全く違う音楽でありなが、ベースは連動している。

それらをただ見つめて眺めている事でおのずと調律はされるでしょう。

 

これからは「暦」は支配を受けるものではなく、自分自身の時の刻みとして識(心)の重なりを眺めていくツールとして設定すると、また違った現実(旋律)が共鳴して現れてくるかもしれません。

是非喜びの中に。

 

 

昔のヒッピーブームに影響を与えていたサンタナのアルバム「キャラバンサライ」の歌詞にはこんなものが

The body melts into the universe.

The universe melts into the soundless voice.

The sound melts into the all-shining light.

And the light enters the bosom of infinitie joy.

この身、宇宙に融け

宇宙、音なき音声(コエ)に融ける

音声、まったき光に融け

光、終わりなき歓喜にやどる

 

londonvixen.hateblo.jp

 

今回のテーマ「」はいかがでしたか?

新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル

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筆者:丸山  泰弘

薬剤師、カラダ・キュレーター

 

KaRaDa Farm AQUA

https://www.karada-farm-aqua.com

カラダ・キュレーション(CS60)

https://karadaq.hatenablog.com/

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