こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします
カラダの変わり目後半になって、少しずつエンジンがかかってきた感じはありませんか?
現在、「胃腸炎」の症状が一気に増えたので、この時期だからこそオススメの胃腸のケアの一つをご紹介してまいります。
皆さんは胃腸の調子が悪い時、先ずどうしますか?
医療機関やドラックストアの店頭にいると、胃腸薬を求めてくる方が非常に多いです。
これは現場にいなくても想像がつくものでしょうし、過去に経験のある方も多いでしょう。
他にも様々とは思います。
それぞれのポイントは、大きく分けて2つ
追加することで機能の調整を図るか?
減らすことで機能の調整を図るか?
要は「足算」か「引き算」かですね。
特に胃腸から健康を再構築したいときに最初にやって欲しいのは、
「引き算」です。
これは、単に胃腸の調子が悪いときにも重要ですが、胃腸関係なく体調を整えたり、病気の初期には特に重要な考え方です。
大袈裟に言えば「食べないこと」、とも言えますが、目的は「空腹感」をある程度の時間確保すると胃腸が休まり、それ以上に、酵素や消化液を無駄に使わないでセーブできるんです。
大事なのは時間ですね。
第一の目安になる時間は「8時間以上」の食べない時間です。
8時間は腸が便や老廃物を放出するために蠕動運動をさせるためのホルモンが作動し始める時間です。
なので8時間ではなく8時間以上となるのです。
これは簡単ですね、夕食が遅くならなければ、朝食までの時間で8時間以上確保できる方は多いですね。
今回重要なのはその次のステップです。
第二の目安になる時間の「16時間以上」の食べない時間です。
16時間は連続でも8時間ずつ1日2回でも可能です。
半日断食がこの時間になるのではないでしょうか?
16時間開けると胃腸の蠕動運動はありますが、排出のみで済みますので、徐々に胃腸は休まります。
更にいいのは、胃腸を使わずに、もともと持っているエネルギーを使い始めるのでカラダとしても省エネモードになります。この時から疲労の回復と免疫力が本来持っているパワーを発揮できるようにスイッチが入って参ります。
ここで、16時間以上とは書いていますが、絶食するという意味ではありません。
勿論水分は必要ですし、ほんの少しずつ口にする事で相乗効果を生み出す方法があります。
その水分としてオススメしているのはスープです。
スープと言っても具は入れず煮出した液体の方を使います。
今まで色んなスープをご紹介してきましたが、私達日本人にとって手に入りやすく慣れた物は「出汁」ですね。
カツオ、昆布、アゴ、煮干し等々ありますね。
更に私が必ず入れるのは、焙煎した玄米を引いた粉と還元塩です。
【スープ(出汁)】+【重湯】
これは経口補水液代わりにもなります。
飲み方も経口補水液同様、ゴクゴク飲まずに、スプーン1杯程度で、感覚としては喉を湿らす程度の量をこまめに摂るようにしていけば休みながらエネルギー補給も可能です。
私は、体調が問題ない時は、カレー粉を入れて飲むこともあります。これは更に美味しいのでゴクゴク行きがちにはなってしまいます、、、
私は保温の水筒に入れて暖かい状態で持ち歩きます。
温度は冷たいより暖かい方がオススメではありますが、体調と飲み易さでお好みでも大丈夫です。
これを時折のんでいると、空腹感がありつつもそれ程キツさは出ません。
飲み方や濃さのテクニックは色々有りますが、先ずは一度作って是非飲んでみて頂きたいです。
応用すれば、お腹を休めるだけでなく、デトックスや免疫力や代謝力の復活などにも出来るツールにもなります。
試しに、一食抜いてこのスープを。
今回のテーマ「胃腸の健康」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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筆者:丸山 泰弘
薬剤師、カラダ・キュレーター
KaRaDa Farm AQUA
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