薬剤師が語る 生活のタネ

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『Time Is Life』 Time Is Monyは終わったか【ライフシード】

こんにちは

生活のタネをお届けするタネ屋のマルです

今日も私見たっぷりのタネをお届けします。

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 東京では明日から「いのちを守るSTAY HOME週間」と位置付けて12日間の更なる外出自粛を求める時間が始まる。

 

一方で、世界の経済は散々な状況なのは言うまでもないですね。

 

つい最近まで「Time is Money」と言っていた方が多かった様な気がしますが、

ここに来て本当にこの言葉は過去のものになったな〜と感じる。

 

Time is Money(時は金なり)と言ったのはベンジャミンフランクリンとされています。

1706〜1790年の生涯で発明家(物理学者)でもあり政治家でもあり、アメリカ合衆国建国の父という存在でもあります。

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 人生を無駄にしない為に、時間の浪費をせずに勤勉に努めると自らに課した徳目だったのが始まりなのではないでしょうか。

これは純粋に素晴らしいものです。

下のベンジャミンフランクリンの十三徳は今読んでも十分役に立つものでしょう。

ベンジャミンフランクリンの十三徳
  1.  節制 飽くほど食うなかれ。酔うまで飲むなかれ。
  2. 沈黙 自他に益なきことを語るなかれ。駄弁を弄するなかれ。
  3. 規律 物はすべて所を定めて置くべし。仕事はすべて時を定めてなすべし。
  4. 決断 なすべきをなさんと決心すべし。決心したることは必ず実行すべし。
  5. 節約 自他に益なきことに金銭を費やすなかれ。すなわち、浪費するなかれ。
  6. 勤勉 時間を空費するなかれ。つねに何か益あることに従うべし。無用の行いはすべて断つべし。
  7. 誠実 詐りを用いて人を害するなかれ。心事は無邪気に公正に保つべし。口に出だすこともまた然るべし。
  8. 正義 他人の利益を傷つけ、あるいは与うべきを与えずして人に損害を及ぼすべからず。
  9. 中庸 極端を避くべし。たとえ不法を受け、憤りに値すと思うとも、激怒を慎むべし。
  10. 清潔 身体、衣服、住居に不潔を黙認すべからず。
  11. 平静 小事、日常茶飯事、または避けがたき出来事に平静を失うなかれ。
  12. 純潔 性交はもっぱら健康ないし子孫のためにのみ行い、これにふけりて頭脳を鈍らせ、身体を弱め、または自他の平安ないし信用を傷つけるがごときことあるべからず。
  13. 謙譲 イエスおよびソクラテスに見習うべし。

ベンジャミン・フランクリン - Wikipedia

 

しかし、現代は貨幣経済が世界を動かしてきたものでしたのでさらにこの「Time is Money」という表現が独り歩きしてきた様に感じます。

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我々日本人は特にそうだと思いますが、今年はオリンピックもあり経済はうなぎ登りだ〜なんて考えていたのではないでしょうか?

その状況にウイルスが侵入してきてシステムが壊されてしまいました。

まさに青天の霹靂といったところ。

 

そこに明日から、経済を止めてでも「いのちを守るSTAY HOME週間」が始まります。

 

もう経済どころではないんです。

命を守らなくては生活も人生もあったもんではない状況。

 

Time is Life」の始まりです。

 

戦後・高度成長期・近年のグローバル経済は大袈裟に言えば、人生をかけて・命を削ってでも成果を上げていくというのが当たり前で、

そこにある生命や命・生活・人生の上に経済(お金)があって成り立っている世界です。

 

今は危機として「Time is Life」として突きつけられている状況ですが、

世界を観る価値観や人生に対する価値観が「LIFE」にシフトしていくとしたらどの様になっていくのでしょうか?

 

今までは、「お金があって生活が成り立ち、命を維持できる」であったものが「生活や人生があるから、・・・」などとなるのでしょうか?

 

また、エネルギーもシフトしていこうとする流れもあります。

流通する情報が貨幣で、エネルギーがモノを動かし空間を支配するとしたら、

時間としてのお金、空間としてのエネルギーの時空のネットワークを生命でもただの物質でもないウイルスが壊しています。

 

そういう意味ではまだまだ始まったばかりとも言えますので数年は着地点が無いまま右往左往しながら進んでいくことでしょう。

 

時は金なりと言ったベンジャミンフランクリンは、周囲の人や外側の環境が自分を作り出しているのではなく、自分の選択を常に問いかけていました。

現在の私達も同様に、外側の事象に振り回されるのではなく、より内側に、より奥底にある自分自身に目を向けることが出来るか?ということが、「土用」で意識が内側に集中する「」出来る一番の行動と選択で結果的に最高のパフォーマンスを生むのではないでしょうか?

せっかく頂いた「時間」です。

ぜひ内側にある「LIFE」に目を向けてみたいですね。

 

因みに「LIFE」は命だけではなく

生命・人生・一生・生き方・生活・暮らし・日常、更に身体といった意味合いもあります。


今回のテーマ「LIFE」はいかがでしたか?

新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル

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筆者:丸山  泰弘

薬剤師、カラダ・キュレーター

 

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