こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
前回の記事で「二十四節気」について書きましたが、
今回はその中で季節の始まりとされてきた「立春」「立夏」「立秋」「立冬」へと向かう変化のタイミングとして「土用」という四季plus1といった感じで5季のような存在として生まれた時期を見ていきます。
もう何度も書いていますが、、、
中国発祥の陰陽五行思想の中の考えが元ではありますが、
そもそも日本では季節感がズレてしまい、気象庁の季節設定とは違っています。
私が現場で20年ほど観察している中では、季節はもちろん関係しますが、それと並行してカラダの移行時期に当たることがわかります。
今回は「立秋」が8月8日でその前日の節分までの18日間を土用といいます。
現場で見ているとこの立秋の前後各18日間(約36日程)は特徴的にカラダが反応する面白い時期でもあります。
二十四節気の中で見比べてみるとわかりやすいでしょうか
下の図を参考に。
過去にも同じ事を毎回書いていますが、
この時期には、自覚のない領域でのカラダの疲労や消耗が顕在化してきます。
土用丑の日の名前の通り抵抗力が落ちやすいという言い方もできます。
帯状疱疹、ヘルペス、突発性蕁麻疹、耳鳴り、難聴等非常に多いです。
今年は長い梅雨と梅雨寒からの梅雨明けになるとカラダへの負担はかなり大きいと考えられますのでもしかすると患者さんが多いのでは?と考えられます。
また、土用とリンクするかわかりませんが、今年の4月あたりの動向を見ていると、今年の夏はインフルエンザB型が出てくると予測しています。
他にも一気に晴れて、台風なども来始めると、何らかのウィルス感染が多くなる可能性が高いと感じています。(あくまでも私の勘ですが)
なので、風邪でも下痢でも、急な発熱があった場合は病院に受診する事を念頭においてもらうのが重要かもしれません。
ここから暫くは土用関連でカラダの変わり目として情報を出していきますのでご自身の周囲の様子と照らし合わせて観察していただければと思います。
土用については、過去にもいろんな角度から書いていますので、下の記事を参考にしてください。
土用中は内部の揺らぎやねじれが生じていろんな効果が2割減になりやすいので、決まるべき事があれば20日前がおススメ。
更に、今月26日は「甲子」で新しい事を始めるのに向いていますので、内容を事前に決めておくのもいいかもしれませんね。
今回のテーマ「土用」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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筆者:丸山 泰弘
薬剤師、カラダ・キュレーター
健康・レストランのコンサルタント
CS60始めました(CS60目黒)
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カラダ・キュレーション(CS60)
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@taneyakumaru