こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
なぜ変わり目があるの?
先日は季節の変わり目について考えてみました。
若干スッキリしない部分はあるとは思いますが。
そもそも季節の変わり目っていつ?《四季と移ろい》 - 薬剤師が語る 生活のタネ
今回は変わり目を「トランジション(TRANSITION)」という移り変わりや変化という広くみてみたいと思います。
季節を始め存在するものは全て変化しているとも言われています。
これは「時間×空間」という概念があるからなのでしょう。
「変化」という視点で見たときに、
時間が流れることで全ての位置関係は動きます。
また、他の生命がどうかはわかりませんが、人間は自分と何かというように、何か対象を観察してその関係性の中から自分を認識したり対象との違いを感じ取ります。
カラダ予報でお伝えしているように、生活環境や気候などは私達に大きな影響があると同時に、私達も自然の一部でもあります。
もっと視野を広げて地球の回転や月との関係は暦になり生活の基盤ですね。
太陽系まで視野を広げると、特に太陽は私達に欠かせない存在なのは当然のことですね。そう考えると知らず識らずに他の惑星にも影響は受けているのは間違いなさそうですね。現在の「火星大接近」も皆さん十分影響されているようですし。
この太陽系での影響は、私の専門では「体内時計」のジャンルではっきりわかってきています。
簡単に言えば、太陽系全部の惑星の影響や、太陽風など宇宙のサイクルや配置を結果的に脳がキャッチしてカラダのサイクルを生み出しているというのです。
ただ、キャチするまでのアンテナと電波と発信機の様な関係がハッキリ科学で説明できないという状態ではありますが。
しかし、わたしはこの関連性を紐解くときに、古代の叡智や宗教が担保してきた情報が非常に参考になると思っています。
少なくとも、日本では、明治維新までは、お寺など神社仏閣が当時の科学の最先端であり、学問の最高峰でもあったのです。
ただ、最近のスピリチュアルというある種商売になったことで科学や学問と逆に分離してしまったのではないかと感じています。
古代から人間は、相似形やフラクタルや黄金比などから抽象的に物事を観察しては関連性を見出してきました。
西洋では、その中から私の仕事のへ影響する錬金術や数学を組み合わせて医学という分野が発生してます。
東洋では星の配置から気象、方位、カラダまで全て同じレイヤーが重なっているかのように同じ象徴から相似的にリンクさせてきました。
トランジション(TRANSITION)
最初に上げたように、私達人間は「変わり目」というものを感じます。
季節ももちろんですが、私達は歳を重ねていきます。
自分内面の成長と周りの環境の変化が相互作用しながら時間が流れていきます。
そういう中で今でいう「占い」という要素か市民に浸透したのでしょうか。
元々は王様やその土地の主が時間の流れの中で自然(当時は神のような存在)に逆らわず尚且つ自分や末代までの安泰を求める中でなんらかの答えを求めたのが始まりかもしれません。
そのうち統計的にいろんなことがリンクしているのがわかったのではないでしょうか。
今では、占いを見ない日は無いくらい大抵のメディアには付属していますね。それも数えきれない程多様な方法で。
以下は私の勝手なイメージですが、
例えば
風水: 環境に自分をどう適応させるか、またどう身の周りの環境をデザインするか?自分と環境のマッチング。
→ 現在なら環境デザイン学
気学: 周りの環境の要素が自分にどう影響するか?
→ 現在なら気象学
命学(算命・占星術など): 生まれた時の星の配置(特に太陽の入射角度)から、自分の流れと星の流れをリンクさせて時々の相互作用を探る。
カードや易占など: 出た結果から深層の意識を探り現状把握に繋げて、判断材料にする。
→ 心理学や哲学、神話学や教育とでもいうのでしょうか。
ありとあらゆる方法を使って人類は自分自身の変化と環境の変化を知って対応したりデザインしたりしてきたんですね。
相関関係が科学で証明されていてもいなくても現実にある事には変わりません。
季節の変わり目に極端な反応が出たり、揺らぎがある場合、私のみている感想では、キッカケは疲労などによるものですが、もっと深く見てみると、何らかの変化を迎えている人であったりTRANSITIONのサインかもしれないですね。
星や自然は連続した波や回転として一定に進んでいきますが、私達が重ねた時間と内側の想いがギャップが起きたりしますので体感で変化も起きたりしますね。多様なケースがありますが、身近な環境を始めにカラダのシステムや原子、また地球のサイクルと太陽系のシステムは連動していますので、自分の日々の生活から長いスパンで見たら人生まで互いに相互作用して常に調整があります。
変わり目の中でのサインは何かメッセージがあるかもしれませんね。
大げさに考える必要はありませんが、意識をそこに傾けてカラダの声を聴こうとしてみることがその連動を掴む鍵になりそうです。
今回のテーマ「トランジション」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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丸山 泰弘
薬剤師、健康・レストランのコンサルタント
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