台湾のマンゴーの里 玉井(台南)
こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
先日の台湾の旅では、製塩所以外のスケジュールはほぼ決めていなかったため、台南にいる間にマンゴーの里へ行く事にしました。
前日に塩を中心に巡ってくれた日本語が話せる方が引き続き案内してくれることに。
マンゴーの木は昔フィリピンのセブ島に行った時に沢山見たのですが、
野生の巨木で、それをみんな頑張って木に登り収穫しているものだとしりました。
貧しい子供が頑張って登って落ちてしまうことがよくあると聞いていて複雑な心境でした
しかし、台湾のマンゴーの木は全く別物というか、農作物として生産されているものでした。
台湾ではマンゴーは自生していなくて、昔海外から木を輸入して生産し始めたものらしいです。
日本のフルーツと同じですね。
農作物として丁寧に作られていますので一つ一つ袋がかけられていて完熟ギリギリまで収穫せず、虫に食べられないようにしているようです。
右の写真をよーく見てください。山がみんなマンゴーの木で収穫前の袋が白く見えるのがわかりますか?
マンゴーは山の上の高度が高い方が美味しいらしいです。
この様子だと畑毎に太陽の当たり方も違い、味は全く違いますね。
私を連れて行ってくれたタクシーの運転手さんはこのおばあちゃんのマンゴーを買っていました。
なんで?と聞いたら、ここは今朝収穫したばかりでフレッシュなものだからとのこと。
茎がまだ緑で見た目は微妙ですが、汁が溢れて沢山垂れているのがその目印とか。
ご本人も子供の頃からの大好物とかで長い時間かけて吟味してました。
この家族のマンゴーも購入
iPhoneで日本語を調べながら私達を歓迎してくれてました
マンゴーの里「玉井」の市場の様子
シーズン真っ只中ですのですごく活気がありました
種類も数も多すぎて全く選べません
基本農家さんが自分で売っている様子です
この夏雪と書いてあるのが最新の品種との事で高値でしたが、サッパリ酸味が若干あり、日本人には大好きな味ですが、台湾の人には酸味があまり好まれない様子。
個人的には一番美味しかった
市場ですので購入は一籠ずつになりますので、一人での旅行だとドライフルーツと、市場内の飲食売店のジュースしか手に出来ないかもしれませんが、運転手の陳さんが三世代の大家族で生活しているので沢山購入して少しずつ譲って下さいました。感謝。
日本には持ち帰れないので、その後はホテルでマンゴー三昧で屋台のデザートは全く必要なかった。というか、マンゴーって好きだけど、新鮮だとこんなにおいしいんだ!って感動。
玉井で人気のカキ氷屋さんへ連れて行って貰いましたが、マンゴーが美味しすぎてビックリ。
台湾へ行くたびにに何度も行ったアイスモンスターはもう食べられないかも、、、
かき氷屋さんの隣がドライフルーツを作る小さな工場で、
当たり前だとは思いますが、こういう機械でフルーツを乾燥させているんだなーなんて改めて発見。
写真の奥の大きな箱状の機械がドライしている様です。
日本の感覚だと天日干しなのかななんて考えがちですが
よく考えたら、そんなことでは傷んじゃいますよね
帰りに台湾の原住民「手埔族」の焼き鳥料理で昼食。
三人で鳥丸ごと一羽。素朴な料理でしたが日本の鶏肉とは全く別ものでした。
現地の人は二人で1羽と更におかず食べていました。凄い。
因みに、台南市内のタクシーで日本語がわかる方は3名程とか、、、ホテルには日本人スタッフがいましたが、台北とは違い街中は英語も日本語も殆ど通じなかったです。何故かお店の看板が日本語のものが多かったのが面白いのですが。
ただ日本人とわかるとGoogleの翻訳アプリで伝えてくれるので携帯一個で世界へ行けるのは改めて面白いな〜と
台北は殆どのお店が日本語と英語表記してくれてますので、何の不自由もないですね。
今回のテーマ「マンゴーの里」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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丸山 泰弘
薬剤師、健康・レストランのコンサルタント
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@taneyakumaru