こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
自分のモノサシは何?
あなたは物事を眺めて理解するに当たって、自分なりのモノサシはありますか?
『モノサシ』とは長さの単位をはかるものから転じて、モノの価値をはかる基準や尺度として使われますね。
ここではカラダの話が中心ですので、理論や理屈なども指すとして進めていきます。
私は、カラダのことを見るときに数種類の「モノサシ」を使って眺めています。
例えば、よく記事にしている「陰陽五行学説」「中国医学理論」「アーユルヴェーダ」「現代医学」「薬学」「栄養学」「暦」などなど、古代のものも現代のものも、西洋のものも東洋のものも使っていきます。
これは仕事柄、専門情報を個別に相手のモノサシと状況に合わせて説明していくようなトランスレーター(翻訳者)なので自然とこうなってきてしまいますね。
私の記事も続けて見ていただいている方には、いつも違うモノサシを使っているため、混乱してしまったり、いつも違う事を言っているのでは?とか、一貫性がないな〜、など思われるかもしれませんね。
ビジネスであれば生産性がない事になります。
でも。これでいいんです。
私のファンを増やすためのブログではなく、一人でもこの記事から自分自身を知る為のキッカケになればと思います。
仕事同様あえて多様な角度から多様なモノサシを使いながら目の前の事象をキャッチしてもらえるように書いています。
私達はモノサシの為に生きているわけではありません。
皆さん自分を生きているのです。
私達は、自分を生きる為のツールとして多様なモノサシを使います。
一つを極めるのもいいでしょうし、多く使うことで多くを理解するのもいいでしょう。
しかしモノサシはリクツでありツールです。
説明書やハウツー本を読んだだけで何かが出来る様になったりする訳ではありません。
でもモノサシがないと理解して実践する事も難しいですね。そういう意味で入り口としてのハウツー本め大事な役割はあります。
私は、モノサシが一つでも多くあってもたどり着く所は一緒だと思います。
カラダの声を聴きながらライフデザインをする
そこまでの流れの一例で言えば
- カラダの事で言えば、モノサシ(リクツ・ツール)を知り、
- 自分のカラダのシステムを理解・把握し、
- 日常の中で実践し、
- 起きてくる事象(モノゴト)をキャッチし、
- それをモノサシではかる。
- この繰り返しから、カラダのシステムの中で自分のカラダの状況を把握する事が出来ます。
4〜6については、検査など多様なテクノロジーの進化のおかげで専門知識が無くても状況の把握までは辿り着けます。
しかし、これだけでは他人事になってしまい、自分のカラダの声を聴く事には辿り着けませんね。
ここで、モノサシは「どう使うのか?」「何に使うのか?」を知ることも重要です。
モノサシはツールでありますが万能ではありません。
何かを知る為に使います。
- 何を知ろうとしているのか?
- それをはかる為のツールはどれが適切か?
これを知らなくてはせっかくのモノサシも宝の持ち腐れです。
さらに、ここでカラダにおいて鍵になってくるのが「感覚」になります。
はかるモノゴトは目に見えていない部分の方が多いはずです。
この時どのモノサシを使うにしても何らかの「感覚」が尺度になったり、基準とのズレをはかる手がかりになります。
「感情」がその手がかりのの場合もあります。
感覚は「五感」のみならず多様な感覚センサーが身体中に張り巡らされています。
カラダは自由にコントロール出来ない部分も多いのですが、感覚でその状況をキャッチする事は出来ます。
「感じること」が全ての始まりになります。
モノサシを使いながら感覚をキャッチしていくといつしか、「カラダの声」が聴こえてきます。
この「感覚」は体験の一部です。
繰り返し積み重ねることで、
自分の「習慣」をつくり「生活」をつくりあげていくことでもあります。
飛躍してしまうかもしれませんが、
「モノサシ」を使って
カラダの声を聴きとり
感覚を通して体験を積み重ねる事は
自分を知り
自分自身の生活をつくり、
結果的には人生をデザインしていく作業
とも言えるのではないでしょうか?
いつものことですが、抽象的な内容で独り言のようなものですが、
皆さんに役立つモノサシのヒントを日々お伝えしていければなと思います。
今回のテーマ「モノサシ」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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丸山 泰弘
薬剤師、健康・レストランのコンサルタント
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@taneyakumaru