こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
バランスによる変動と境界線
今週末は秋分にあたりますので、中秋の時期になりますね。
先週は涼しい日が続いた様子ですが、昨日スリランカから帰国しても、赤道近くのスリランカとほぼ体感は同じ感じで、チョット驚きました。
先週もそうだったのかもしれませんが、この時期は空の様子がコロコロ変わるのが特徴とも言えますね。
一年のスパンで眺めると冬至と夏至の真ん中になりますので、現象としてはこれから上空では夏の太平洋の高気圧で、冬に強くなる大陸からの偏西風の勢力バランスの行き来があるので、今は日本近辺がその境界線で秋雨前線などが発生するなど日々変化が絶えず、一日の中でも朝晩の気温差が大きくなってきますね。この気温が果物などの甘みが増す利点でもありますね。
因みに今日の天気図です。
気象庁HP
カラダの境界線
この時期からカラダが過敏になってくるのが、肉体と環境との境界線に当たる場所です。
境界線は多数有りますが、面積で考えると、
「皮膚」と「粘膜」
になります。
- 理由は様々ですが湿疹・じんましんを始め皮膚の症状
- 口・鼻から肺にかけて、風邪や喘息や鼻炎
「喘息」情報とエネルギーの出入り口
今回はこれから特に持病がある方には気になる
「喘息」
ですね。
- 「命」の生命線である酸素を始めとするカラダのエネルギー源と代謝された酸素(CO2)の交換場所
- 外部情報と内部情報の出入り口
- 「精」の源と「老廃物」の出入り口
- 内部情報を音に変換して発音
視点やジャンルによって表現の仕方は様々ですが
「外部の情報をキャッチして取り込む」ことと
「内部の情報を変換して放出」する事になります。
全体が揺らぎながらバランスをとろうとする(動的平衡)場所では外部の変化のみならず、なカラダそのものも微妙に揺らぎます。
- 精神の起伏
- 自律神経の波
など
「喘息」は過敏さと、呼吸の出入りの量のバランスがとれなくなっている状況です。
吸う量に対して、吐き出す量が少なくなって呼吸困難になります。
発症のキッカケは様々ですか、
上記の様に、精神の起伏もあり、自律神経の波もあるということは単にアレルギーという話だけでは終わらない話ですね。
精神で言えば、受け入れる感情と発散する感情のアンバランス
自律神経で言えば、交感神経が弱くなり副交感神経が強くなるなどのアンバランス
それらが混じり合って免疫や体調に反映されてきます。
喘息の日常の治療としては、
アレルギー反応をブレーキかける
気管支は収縮しないようにしておく
などがありますが、これはあくまでも症状の予防ということで、
情報交換のバランスとは直接関係ありません。
構造的に対処しているのみになります。
原因は何にしても、空間の情報交換のアンバランスを整えるのは、
例えば、ヨガや瞑想などの様に、呼吸・身体・意識・精神を行き来させながらも自律させていく手段も各種あると思います。
最近ではマインドフルネスが暫く流行っていましたので、より手軽に呼吸や意識などをいつでもメンテナンスする事ができる方も多いかもしれませんね。
これに限る必要はありませんが、
特にこの1ヶ月はやりやすいものを先ずは習慣づける事は自分の生命そのものを整えていく作業にもなります。
喘息の方に限らず、精神や自律神経の揺らぎがあるということは、気分や体調の違和感もコロコロ変わる可能性もあります。
来週の25日月曜日は満月になります。
情報が満ちてから発散に切り替わっていきます。
この様なことも意識するとカラダは自ら調整する機能が復活してきます。
秋分をカラダの境界線という感覚と合わせて過ごしてみるのもいいですね。
先日の秋分の記事とも合わせて充実した中秋を過ごす。ヒントになれば幸いです。
秋分・春分 天体イベントと世界の歴史 - 薬剤師が語る 生活のタネ
今回のカラダ予報はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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丸山 泰弘
薬剤師、健康・レストランのコンサルタント
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