今増えているアレルギー反応【モーニングアタック】を引き起こす原因は?
こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします
今回は、久しぶりに現在多くなってきているカラダの症状についてです。
その起きている場所は主に「目」と「鼻」です。
症状は、結果的に目や鼻の粘膜の傷とアレルギー反応になります。
原因は「乾燥」ですね。
患者さんも多くなっているでしょうが、私自身も屋内の時間が多くなってしまっている関係で出てきてしまっています。
簡単に言えば、エアコンによる乾燥が原因になります。
皮膚も乾燥しますが、目や鼻は粘膜があり、この猛暑の中ではエアコンなしでは生活できませんので仕方ないのですが、当然乾きやすくなりますね。
屋外ではみなさんマスクをしている時間が長いかもしれませんが、自宅ではしないため特に鼻が乾燥しますね。
乾燥すると、小さなひび割れが発生し、気づかないうちに粘液などが出始めてきます。
目は、私もそうなんですが、皆さん昨年までより携帯やパソコンやTVなど画面を見る時間が長くなっている可能性が高いのが原因で乾燥します。その結果眼球の角膜やまぶたの結膜など乾燥して粘膜が擦れて傷ついてしまいます。瞬きが減っている人ほどなりやすいです。
瞬きは重要で、目を閉じた瞬間に涙が眼球に流れるようにできています。
集中して画面を見ていると瞬きがなくなってしまいますので当然それだけでもドライアイになってしまいますのでエアコンが効いている環境下では尚更です。
【鼻】も【目】もそうですが、
乾燥による過敏さや、小さな傷が出来てくると体感はなくても小さなアレルギーや炎症が出てきます。
ここまでは何とか問題無いのですが、
問題はここからです。
こじらせるキッカケをつくる【モーニングアタック】です。
花粉症のシーズンはよく書いているのでおなじみになってしまっていますが、復習です。
これからブタクサの花粉症が出る方にも対処は同じです。
モーニングアタックは、下の図の左側の矢印の先にある「自律神経の嵐」が関係するものです。
私達は朝起きると、自律神経が副交感神経から交感神経にスイッチします。
スイッチすると言っても、ランプのスイッチの如く一瞬でON OFFができるわけではありません。
揺れ動きながらバランスが徐々に変化していくものです。
体内時計のリセットもこの時にされます。
この時に粘膜の傷やアレルギー症状があると、一気に爆破したかの様に反応してしまいます。
皆さん、ビックリ、そして悪化したかと勘違いして、鼻は思いっ切り何度もかんでしまいます。
目は擦ってしまうでしょう。
そうすると日中腫れが酷くなり、症状も悪化したかの様になってしまうんです。
昼は鼻水がどんどん出る。そして夜には鼻詰まり。
朝起きればクシャミ。
そうすると、風邪?コロナ?って病院に行くことになります。
でも出る薬はアレルギーの薬をしばらく継続してくださいね。と。
何処か拍子抜け。
何度も書いているので、ご存知の通り、一番の近道は、
「何もしない事」
触らない、かまない、擦らない
約30分程経つと自然に落ち着いてくる方が多いです。
現在は、コロナ不安もありますので、慌てて行くよりは、熱が無ければ、何もしないのを試していただきたいですね。
「モーニングアタック」については過去に花粉症などで何度も解説しましたので、ご興味ある方はそちらも参考になさってください。
今回のテーマ「モーニングアタック」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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筆者:丸山 泰弘
薬剤師、カラダ・キュレーター
KaRaDa Farm AQUA
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カラダ・キュレーション(CS60)
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