こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
今回は6月も間近ですので、6月の天文イベントについてです。
6月は、5月の行事の多さに比べると、祭日もない関係で寂しく見えますが、
天文としては非常に重要な「夏至」があります。もちろんカラダ的にも非常に重要な通過ポイントでもあります。カラダについてはまた改めて書いてみますね。
下がスケジュールになります。
まず天文イベントですが、先月と似た感じで
月が太陽系の惑星に接近する流れですね。
下の写真を国立天文台より引用しました。
月が木星、土星に接近(2019年6月) | 国立天文台(NAOJ)
また木星が見頃のようですよ!
ここで6月はジューン(June)になりますね。
ジューンブライドでよく言われる事ですが、ジューンの名前の由来はローマ神話の女神「ユノ」であると言われています。
ユノはローマ神話の主神ユピテルの妻であり、最高の女神とされています。結婚・出産・育児など象徴とされ家庭・女性の守護神というポジションです。ここがジューンブライドで女性の幸せに繋がるのでしょう。
ユピテルはギリシャ神話では同じく最高神のゼウスにあたり英語ではジュピターと呼ばれ、名前の通り「木星」の守護でもあります。(ちなみに少し前に火事があったノートルダム大聖堂は名称は聖母マリアですが、ローマ時代はユピテル神域でした。)
ユノはギリシャ神話ではへーラーと同一になりやはり女神の最高神です。
英語ジュノウ(Juno)フランス語でジュノン(Junon)呼ばれ、いろんな名前によく使われてますね。
ユノを象徴する6月に夫であるユピテル守護の惑星「木星」が一番よく見えるタイミングになるとはなかなか面白いものですね。日本では父の日もあります。
どちらかというと夫婦関係を大事にする時とでも言えるのでしょうか、、、
6月の天体は、一番の主役が太陽ではないでしょうか。
「夏至」ですね。
下の図のように太陽が一番高いところに位置する日ですね。
地球から見た宇宙とすると「黄経」と言われるルートになります。
その角度が90度になることが一番上の表に表しています。
現在では二十四節気や雑節を古来の暦とは別に現在では黄経の角度で計算するのが主流になりますね。
黄経80度では「入梅」とありますが、ここから20日ほ雨季になるよ〜という農家さんへの昔からのお知らせになっていたものです。これを雑節といいます。
元々は長江(下の文明の地図の中国文明は黄河で長江は南側で文明がありました)流域で発展した暦ですのでそこの気候が始まりではありますが、日本でも大きく時期はズレず兆しと考えれば同じ使い方ができます。
古代四大文明を育んだ大河1 わくわく大百科 サントリー「水育」
ここで角度や文明の話題が出てきましたので、太陽と地球の関係を太陽光の入射角を考えてみたいと思います。
地球の気象や私達のカラダは太陽の入射角が関係していると言われています。
一番分かりやすいのは、占星術などで生まれた時間まで正確に必要といわれますよね。
これは生まれた瞬間の太陽の入射角を計算しているのです。
勿論その入射角に対して惑星の配置もアスペクトなどで相互作用して私達の個性を形成するとも言われます。
上の文明に関しては入射角の観点からすると、上空の偏西風やジェット気流とその隙間の位置から考えると、あの横のラインが雨が降り易く今のアマゾンのような環境が出来たのではないか?と考えられます。
占いの当たる当たらないは未来の話ですからなんとも言えませんが、生まれたタイミングからその人を形成する要素の傾向や特徴というものはあるように感じます。
それが遺伝とは別か連動するかわかりませんが、未来の科学に期待したいところです。
ただ、電離層以下の大気圏には太陽の光の角度は多大な影響があるのは間違いありませんので、自分達が住んでいる場所や旅行先をこのような角度から眺めてみると更に感動を得ることもありそうですね〜
そんなの私だけかもしれませんが、、、
ここで話を日常に引きつけて、
もう皆さんの周りもアジサイが咲いているのではないでしょうか?
アジサイは雨や曇りが映える花です。
アジサイに限らず、緑はより濃くなり木陰と夏の花などガラッと装いが変化するときでもありますから、外出したいですね。
また、6月6日は稽古始めと言われているとか、
指で数えると6番目は小指が立ちます。
これを子が立つとして一人前に立って欲しいという願いなんでしょうね。
私個人の歳で考えてみると、親や師弟や上司部下の関係に見えてきます。
子が自立するために何かをアドバイスするのではなく、子離れや自立出来る環境づくりや自分の心持ちとして相手を一人前の人間と認める時としてみるのはいかがでしょうか?
社会をみると、子供の依存より親や上司の考えが子を縛り付けているように見えます。
この際に陰で見ながらも手放す勇気が親側に求められる時といえるのではないでしょうか?
その結果、自立した子や弟子が一人前になって6月の父の日に感謝が生まれるように思います。
さて、衣替えです。
この数年、夏物というのはゴールデンウィークに出してしまっている人が多いのでは?
そこで、視点を変え、カラダの表面に対する衣替えをしてみませんか?
すでにそうですが、強力な紫外線や蒸し蒸しとした湿度や風の滞留によるカビなどカラダの面でも重要な要素です。
表面の衣替えとして、
- しっかりとした保湿
- UVケア(サングラスや帽子も)
- 雨でも日差しでも対応出来る傘(男性も)
- エアコン対策の羽織るもの
6月7月が重要なタイミングです。
湿気があるとカラダを洗いすぎて肌のバリアがスカスカになってダメージを受ける人が多いです。
細かい点はカラダ予報などで私が使っているグッズも含めてご紹介してまいします。
外だけでなく内側の衣替えも意識するのに良い時期ですのでまたご紹介して参ります。
ダラダラといろいろ書いてしまいましたが、6月は天文から目の前の出来事までいろいろ裏表があって、受け取り方次第で楽しくも辛くもなります。
雨が降り易い時期は心と時間にゆとりを持ってお過ごし下さい。
今回のテーマ「天文カレンダー」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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丸山 泰弘
薬剤師、健康・レストランのコンサルタント
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