薬剤師が語る 生活のタネ

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アーユルヴェーダの旅③ スリランカ 「食事・ヨガ・瞑想」

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こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです

今日も私見たっぷりのタネをお届けします。

 

 

 

アーユルヴェーダの旅の記録3回目の今日は

食事・ヨガ・瞑想を中心にまとめてみます。

 

アーユルヴェーダの診察やトリートメントはなかなか自分自身で日常行うのはしっかり勉強しないと難しいところがありますので、施設の充実度合いに比例する部分はあります。

 

しかし、食事などは参考にしながら日常に持ち帰る事が出来る上に、日常でアーユルヴェーダを実践する上では柱になるものでもあります。

 

せっかく旅して触れたものは持ち帰って使ってみたいですね。

 

f:id:maryuchian:20180927082617j:image白い屋根の下がレストラン

 

食事

 

全ての食事が

アーユルヴェーダの滞在をメインとするホテルは殆ど3食全て用意されているのが特徴とも言えます。

 

アーユルヴェーダのトリートメントではデトックスや本来の体質に戻すというプロセスがあるのですが、どんなに技術が素晴らしくても食事がそれに合わせたものでないと成果が出なくなってしまいます。それくらい食事は大事なものになりますので、食事の為にホテルから出るという事は基本必要ありません。

アーユルヴェーダ・タイムに集中していられます。

 

 

新鮮な素材

先ず大事と教わるのは、素材の鮮度です。

アーユルヴェーダでは、

  • 新鮮な食材を使い、極力保存食品は減らす。
  • 調理に時間をかけ過ぎない。
  • その土地の食べ物をとること。

といわれます。

アーユルヴェーダに限らず日本でも以前から言われている事ですので当たり前とも感じますが、一番難しい点でもありますね。

 

 

ドーシャ(体質)で選択

アーユルヴェーダの食事において次に大事になってくるのはドーシャ(体質)ですね。

 

初診の脈診ど体質を伝えられます。

例えば下の様なバランスだとか

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これをもとに食事を選んでいきます。

 

ヘリタンス・アーユルヴェーダ・マハゲダラホテルでは三食共にビュッフェ形式になっていますので、その時の空腹感に応じてチョイスできます。

でも並んでいるだけでは知識がない私達には選択出来ませんね。

そこで、メニュー毎に体質に向いているか表示がされてます。

下のメニューの表示を右に拡大してます。

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この場合、バータとカッパという体質には良いが、ピッタにはあまり向いていないという感じです。

なのでピッタ体質と言われた方はあまり食べないようにとなります。

 

こんな感じでメニュー全体を見渡しながら、カラダと相談して選んでいきます。

 

 

リラックスした空間

アーユルヴェーダの一つの目的でありますが、リラックスして過ごす事がトリートメントの効果も最大限に引き出します。

食事の空間もその一部で、朝食・昼食時には綺麗なプールや庭を前にして頂きます。その先は海ですので波の様子や音も感じながらです。

夕食時には早い時間では日が落ちたばかりの余韻の中で。上を見れば星がよく見えてます。日本とは見える星の位置が違うので携帯アプリで星を見る楽しみもあります。

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夕食時の眺め

レストランのスタッフは気さくな方ばかりなので、お話ししながらの食事も楽しめます。

ステキな環境の中でリラックスできますので身体中の緊張感が解れて、滞っているものを流しやすくもしてくれる環境ですね。

 

料理のレクチャー

アーユルヴェーダのホテルは料理のレクチャーがあります。帰っても出来るようにとの事だと思います。

マハゲダラは「ダル(豆)カレー」

このカレーは開業当初からずっと作っているこのホテルの味です。

ダルカレーは毎日3食必ず出てきました。毎回食べましたが全く飽きませんでしたね。

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因みにジェットウィングの方もありました。

あちらはヴィーガン料理のレストランでもありましたので非常にこだわりのあるものでした。小麦粉として使われているクラッカン粉の使い方やカレーリーフの使い方など沢山ありました。

 

ジェットウィングはヴィーガンなので肉・魚など動物性は全くないのですが非常に満足感のあるものです。

マハゲダラは毎食1〜2品は魚又は肉が使われています。肉はチキンだけだったと記憶してます。

ブュッフェなのでとりたくない方は選択で対応可能ですね。

 

 

料理は全般的に、和食の様にスパイス控え目でマイルドでどれも食べやすいものばかりです。

だから美味しくて、いろいろ食べてみたい!と欲求が勝ってしまい、どうしても量が多くなってしまいます。下の写真はある日のランチですが、多分適量の1.5倍は食べてる様に思います。

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マハゲダラの良さでもありネックにもなるのが、私みたいな人間は食べすぎてしまう事です。逆にカラダの声に従って適量でカラダが求めているものだけで済ませるには理想的です。ドクターも近くで食べているのですが、非常に少なく吟味して選んでました。

 

 

ヨガ・瞑想

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アーユルヴェーダのホテルでは基本1日1回はヨガの時間があります。

 

マハゲダラでは、三人のヨガの先生が交代で来ていました。必ずあるのが朝6:50からのヨガです。

アーユルヴェーダセンターにあるヨガセンターで時間になると始まります。約1時間ほど。

私みたいに普段ヨガをやらない人でもやりやすいようになっています。

また、一日置きに夕方にもあります。

夕方は内容が軽めのものやプールでのヨガ、またはお寺からお坊さんが来て瞑想を教えてくれます。

 

ヨガは勿論良かったのですが、

瞑想が非常に印象的でした。

スリランカ  の仏教やお寺は日本のものとはだいぶ違い、初期の仏教のスタイルを残している様におもいます。

教わった瞑想もブッダの瞑想でシンプルなものですが、歩き瞑想もあり非常に充実した時間でした。

 

ヨガや瞑想は、運動という要素もありながらも、リラックスと呼吸やカラダへの集中というアーユルヴェーダのプロセスに非常に大事なものですので並行してやるのは非常に気持ち良くすごせます。

 

因みにヨガマットは部屋に用意されていて、それを持っていけばいいようになっています。

 

 

ホテルによって内容はちがいますが、食事や瞑想やヨガはトリートメントと同様重要な要素ですので、行き先を決める際には検討したいところですね。

 

 

次回はメインのアーユルヴェーダ以外の部分でまとめてみたいと思います。

 

アーユルヴェーダの旅① スリランカ 「ヘリタンス・アーユルヴェーダ・マハゲダラ 」 - 薬剤師が語る 生活のタネ

アーユルヴェーダの旅② スリランカ 「ホテル内のアーユルヴェーダセンター 」 - 薬剤師が語る 生活のタネ

アーユルヴェーダの旅④ スリランカ 「ホテルの環境・その他」 - 薬剤師が語る 生活のタネ

アーユルヴェーダの旅⑤ スリランカ 「ホテル周辺の買い物・観光」 - 薬剤師が語る 生活のタネ


今回のアーユルヴェーダの旅はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル

 

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丸山  泰弘

薬剤師、健康・レストランのコンサルタント

 

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