こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
アーユルヴェーダの旅の記録5回目の今日は
ホテルの周辺の状況や観光についてです。
本当は買い物程度にしてあた
先ずはホテル周辺から
ご紹介してきた通りホテルのプールの向こう側は海です。
砂浜が1キロ程でしょうか続いてます。
朝、ヨガ前にウォーキングをしたり、ランニングしたりしている人が多いです。
泳いだりボディボードをしている方もいますが、波が高い時間や時期がありますので、昼間観光リゾートのホテルに滞在している方は数名入っているという程度でした。
6月〜9月あたりは全般的にオフシーズンらしく海岸のお店は閉めてある所が多かったです。
来年辺りに開業なのかもしれませんが、マハゲダラの隣に有名ホテルが500室以上の巨大なホテルを建設してましたので、一年後は海岸はもう少し賑やかになるかもしれませんね。
砂浜を歩いていくと突き当りのようゆなるのですが(海岸の写真の奥側)、アーユルヴェーダホテルで有名なバーベリンがありますので、次回の検討も兼ねて見学させて貰いました。
海岸からロビーに行くと日本語の通訳の方がいて尋ねると、どうぞ好きな所を見て行って下さい!と。
彼の話では、スリランカのアーユルヴェーダホテルとしては一番最初に始めたホテルだとの事でパンフレットも頂いちゃいました。
ザックリ言ってしまうと、
マハゲダラをよりストイックにアーユルヴェーダを行なっている感じでした。
カラダの為でしょうか、特別な病気の方以外は部屋にエアコンはつけていないそうです。とは言っても、スリランカは日本の夏より涼しく30度前後で一年安定していて、私が気になるとしたら、雨の時が苦手なので湿気が辛いかなという程度です。
食事も食べてはいませんが、作るのも素焼きの鍋で素材が金属に影響受けない様に伝統的な料理法にこだわって提供しています。
高城氏の解説でもこちらの方がよりハードな印象で、しっかり取り組みたい方にはこちらの方が向いている可能性はありますね。
私達の目的は、脳神経の疲れをしっかりとって、できれば体内も綺麗にしたいな〜という目的ですのでマハゲダラ でも全く問題ない状況でした。
もし、何かの転機でより自分自身と向き合う事を目的にしてくるならば、バーベリンも素晴らしい候補に入れたいところですね。
Barberyn Ayurveda Resorts: Home page
さて今度はもう少し外へ出て街です。
といっても海岸沿いの街ですので、買い物程度でしたら、ホテルのある通りだけで十分です。トゥクトゥクならお寺もいくつかあるので買い物ついでに連れて行ってくれますので交渉してみてください。
ホテルの方は隣町とは言ってましたが、運動兼ねて歩いても行けます。
現地のかた的には遠いと言いますが。
トゥクトゥクで数分真っ直ぐ進みます。値段は往復で50〜300ルピーと皆んなばらばら、ホテル前の方々はやはり300と決まっているみたい。ちょっと抑えたい方は少し歩いてその辺にいる方が安く言ってきたら乗るのもありでしょうか。私は50といってきたお兄さんにお願いしてチップ込みで100で渡したら喜んでました。
トゥクトゥクはあそこ行かないか?など色々進めてきます。特に紅茶屋さん・宝石屋さん・アーユルヴェーダの薬局など。
スーパーでもそうでしたが、連れて行くとなんらかのフィードバックがあるようなので仕方ないですね。変なお店は無いのですが、疲れるだけなので目的地だけ伝えるのがいいかもしれません。
滞在している方が主に行きたいのはお土産などでスーパーだと思います。
この街はスリランカで有名な大型店のアルピコはなく、「Food City」と「Keells」というスーパーになります。どちらもスリランカの街を車からみていると沢山あります。
ここには「Food City」が2店、「Keells」が1店ありました。
私は買いたいものがある程度ハッキリしていたので、どのお店でも問題なかったです。若干の品揃えの違いはありますので色々みたい方は、どれも同じ辺りにありますので比べてみてもいいでしょうね。
値段はホテルで買うと数倍になってしまいますが、街は定価です。
私は「サマハン」という日本で言えば葛根湯や生姜湯ような疲れて風邪ひきそうみたいなタイミングで飲むスパイスティがお気に入りなので購入。お店の薬剤師さんに聞いたらこちらの方がオススメと言われた40ルピーのスパイスとハーブが入っているものを購入。2〜3日分の量でしょうか。味も良かった!
スパイス屋さんも立ち寄って見ましたが、日本で言えば精米所みたいな感じで面白かった。
すぐ近くでもう一つ、ちょっとした観光。
ビーチをバーベリンとは別の方向へ目を向けてると島の様な所があり、地図では河口のようでした。Googleで見てると瞑想用のお寺が先端にあるのがわかりました。
ん〜、これは行ってみたい!と海岸にいるボートでツアーしている人に聞いてみると、川のツアー行けば最後に立ち寄るよ!との事で、川はそこまで興味なかったのですが、お寺行きたさでお願いしてみました。どうせならと2時間でお願いしました。二人でアメリカ20ドルでした。
しかし、意外に川が面白かったです。
クロコダイルが昼寝していたり、ネオティブアメリカンのアクセサリーの様な美しいイーグルが数種、巨大なコウモリ、マングローブ、コルクの木、アーモンドの木など日本では殆ど見れない生き物など沢山見れ、実はスリランカはジャングルだらけだったという事に気がつきました。もう一つ奥の川の方がオススメだったらしいのですが私達には十分楽しめました。
そして、目的の島です。
全く違う空気感です。
砂浜の水がブルーでホテルの海岸とは全く違います。
茂みを掻き分けるように山の上にあるお寺をめがけて進みます。
頂上はお寺!
一つ目の瞑想堂はお釈迦様が4体、それぞれ違う印を結んでます。そして手前に観音像です。
それぞれの前に小さな椅子がありますので、好きな場所で瞑想する様になってます。
二つ目は胎内のような空間に一体のお釈迦
中は暗く、やはり小さな椅子があります。
それぞれで数分ずつ瞑想してみました。
こういう場所での瞑想は初めてでしたので非常に新鮮なものでした。
一か八かで行ってみましたが非常にインパクトのある体験が出来ました。
もう少し遠出。
前回のジェットウィングの滞在の時もそうでしたが、現地の人が皆「ゴールは行ったか?」あそこが一番オススメだ!と言っていて気になっていました。今回はたまたま比較的近いエリアに滞在していたので後半のデトックスがある程度終わって落ち着いた頃に行ってみることにしました。
金額は二人でアメリカ65ドル。一人だったら60ドルとの事でした。
ホテル前の海岸でいつも勧誘している人だったのですが、車で1時間半だというので半日で十分楽しめるということだったので、怪しいけど、乗ってみようかと思い、前日に予定が分かったところで時間を約束して車を待っていたら、トヨタの車で迎えにきてくれました。
日本にスリランカのいいところをいっぱい紹介して欲しいという事で、道すがらいろんな場所を写真撮るのに良いよと止まってくれました。
ビーチではメチャクチャ怪しかったけど、決まって一緒にいると良い人になっていて何だか面白い人だななんて思いながら行きました。
現地に着くと、非常に小さい街なんで好きな所に行って来て!と、おじさんはホテルでお茶していた感じ。
実際非常に小さな町で、1時間あれば殆ど観れるほどの広さです。
スリランカは過去にいろんな国に植民地にされていて、最後にイギリスだったせいか英語がみなさん喋れているのですが、ゴールという街は、イギリス以前にオランダが占領していた時の街並みがそのまま残されています。
ここが特に注目されたのがスマトラ沖地震でのことです。スリランカのこの近辺の海岸沿いは東北の震災の数倍の人が津波に飲み込まれてしまった場所なんですが、ゴールには強固な城壁が海岸沿いにずっとあるため少しだけ水が入った程度で、奇跡的に被害は無かった場所の様です。
城壁は規模が大きく圧巻です。城壁からの夕日が美しい都の事でしたが、私達はその前に離れ途中の海岸の夕日を眺めながら帰りました。
城壁に対して内側の街並みは、何処か懐かしいような優しさがあり、気持ちのいい場所です。どこを歩いてもカフェが沢山あり、非常に小さい街ですが、ゆっくり過ごすのも時間が許せばいいですね。
お土産屋さんは日本より物価が高いです。
樹々は日本では見かけない圧倒的な存在感があります。
象徴は教会やホテルなどですね。
アーユルヴェーダとしてはオススメとは言えませんが、スリランカの文化の一部に触れられたのは非常に私にとっては重要な時間となりました。
暑い中でのジェラートは非常に美味しかったですね。
帰りの空港までの道のりの途中で
その形跡があるのは首都コロンボにある通称キャラニヤ寺院です。キャラニ河で沐浴し説法したという事です。スリランカの王が招いたとあり壁画が残ってます。
それもあってか、敬虔な仏教徒が多いんです。
いくつか見学しただけで詳細はわかりませんが、スリランカの仏教は、より原初の頃のものを残しているのでは?という印象です。
仏教が生まれた当時のヒンズーの影響やスリランカの古代の王国の影響が混ざっているようで見るだけでも刺激的なものです。
仏教徒は凄い修行をするというより、精神や道徳を重んじる印象でした。日曜日は皆さん全身白の服を着てお寺にきます。ここでは奉仕をする事で浄化される思想があり多くの方が奉仕してらっしゃいました。
ホテルに瞑想を教えに来て てくださったお坊さんは、瞑想で心を整える事で争いをせず自分自身として生きる、といった感じの事を話されていましたが、スリランカの方々は祈ることを非常に大事にしていた印象です。
マナーも非常に良く、私達より穏やかに生活している事もあり、自分自身の生活を反省してしまいました。
写真の樹は仏陀が悟りを得た菩提樹を持ってきたものであり、それ自体も信仰の対象でした。
もう一つ街中にあった寺院で、日本・中国・韓国の僧侶が留学のように学びに来ていたようなお寺があり、博物館の様な不思議な状態になっていました。
日本の仏像も沢山あって不思議な空間です。
ここは首都のど真ん中の湖畔にあり、周りのビル建設ラッシュとの対比が面白いですね。
湖畔の部分はホテル建築で有名なバワの建築との事です。
ちなみに、ビルは沢山建設されていますが、どれも来年ごろオープンの予定らしくスリランカの人達も新しい事でワクワクしているようすでした。韓国や中国の企業がビルやホテルを建設していて日本はなさそうでしたね。
コロンボはイギリス統治時代の建物が沢山残っていてノスタルジックな空気がある港町ですが、今後は現代のビルとのギャップを楽しむ観光スポットになりそうですね。
コロンボの海岸のイギリス統治時代の建物をホテルにしているエリアは殆どイギリス人を始めヨーロッパの人達しかいないとの事でした。
いろいろ観光もお伝えして来て矛盾してしまいますが、
アーユルヴェーダの旅は、どれだけ長い時間ホテルでカラダの声を聴いたり、緊張感を解すことにあり、期間も1日でも多い方が非常にいいクリーニングとメンテナンスが行えます。
観光とセットで数日の3〜4日のアーユルヴェーダになってしまうのならば、ホテルから近郊に外出するくらいの方が得られるものが大きいと思われます。
アーユルヴェーダに重点を置く場合は先ずしっかり期間をとって、その上でホテルの周辺で楽しむくらいのフリープランの方が現地の方の話も聞けて楽しめるのではないでしょうか?
以上でこの旅をの記録のシリーズは終了します。
皆さんも機会があれば是非アーユルヴェーダの旅をしてみて下さい。
アーユルヴェーダの旅① スリランカ 「ヘリタンス・アーユルヴェーダ・マハゲダラ 」 - 薬剤師が語る 生活のタネ
アーユルヴェーダの旅② スリランカ 「ホテル内のアーユルヴェーダセンター 」 - 薬剤師が語る 生活のタネ
アーユルヴェーダの旅③ スリランカ 「食事・ヨガ・瞑想」 - 薬剤師が語る 生活のタネ
アーユルヴェーダの旅④ スリランカ 「ホテルの環境・その他」 - 薬剤師が語る 生活のタネ
今回のアーユルヴェーダの旅はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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丸山 泰弘
薬剤師、健康・レストランのコンサルタント
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