こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
今回は、前回のバケーションを私たちの日常に結び付けやすくするためのヒントとして
「リトリート」という概念を見ていきたいと思います。
異空間への誘いです。
リトリート(retreat)は元々、
撤退・退去・後退・引く・引きこもる・隠とん・逃げる
などの意味で使われる言葉ですが、現在は「日常から離れることで本来の自分を取り戻す」ためのツアーや自然の中でのプログラムが国内でも施設などがありますね。
私の出身の長野でもリトリート施設は結構ありますね。
スリランカのアーユルヴェーダもリトリート施設とも言えたかもしれません。
語源からするとちょっと現実逃避のように感じるかもしれませんが、
今の日本の人手不足で過酷な環境で働くケースが多くなっている中では、
自分を守る盾(イージス)として、一時的に積極的な日常や仕事からの撤退が必須とも言えるのではないでしょうか?
積極的にという意味では撤退の際に外に向けがちの剣を自分自身へ向け「問いかけ:Q」だけして離れるのは時代の変わり目としてもいいかもしれません。
剣と盾のベクトルの転換と天秤「ジュピター(木星)の転換」【天文をカラダのタネに】 - 薬剤師が語る 生活のタネ
さて、前回のバケーションでは体内の不要な電気を除くことが健康維持で重要という考えから書きました。
ここでも全く同じですが、バケーションを日本人の私たちが生活の中で短いながらも取り入れていけるためにリトリートという概念を利用してみるという提案です。
リトリートは簡単に言えば
「現実から切り離した空間で、何もせず、自分自身を解放することで本来の自分を取り戻す時間」ということでしょう。
そのために施設などでは、食事・ヨガ・瞑想・散歩・温泉など各種プログラムを用意しているところが多いですね。
もっと簡単に言うとストレスマネージメントとも言えます。
そのマネージメント方法はは以前書いたものなどまとめると
- 「Recreation(レクリエーション)」など「R」が鍵ですね。
- 「Retreat(リトリート)」は今回のテーマ
- 「Rest(レスト)」
- 「Relax(リラックス)」
辺りの「4R」とでもいいましょうか
「R」続きでその効果がS→Uで、
自分自身を・・・
- 「re-Set(再起動)」
- 「re-Turn(戻る・作り直す)」
- 「re-Unify/re-Union/re-Unite(再統合・再会・再結成)」
ここまでの自分自身への「Q・R・S・T・U」を経ることが「Vacation(バケーション)」なんていっても良いのではないでしょうか。
ちょっと強引ではありますが(笑)
リトリートは、日常から離れる空間で、全てを緩める時間を持つキッカケを与えてくれます。
たとえ2〜3日でもこのような意図で迎える休暇は豊かさと自分自身に戻るキッカケを得られるのではないでしょうか。
まだまだ夏休みを使っていない方も多いでしょうから時間の使い方と場所を選ぶ際に参考にしていただければ嬉しいです。
バカンスの効用【カラダのタネ】 - 薬剤師が語る 生活のタネ
今回のテーマ「リトリート」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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筆者:丸山 泰弘
薬剤師、カラダ・キュレーター
健康・レストランのコンサルタント
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@taneyakumaru