こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
薬剤師と健康やレストランのコンサルタントしてます。
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
〜今回のテーマは「味覚の学校」です〜
味覚の学校と言われてピンと来る方はいらっしゃいますか?
なかなかいないですよね。
私は20代後半からこんなことが出来たら楽しいだろうな〜と妄想していたのがこの味覚の学校です。
この味覚の学校は専門学校などの専門教育ではなく、主に子供のための教育のジャンルに入ります。といってもかしこまったものではありません。最終的には自由なものですし、より日常的なものです。
これを本格的プログラムとして教育に組み込んでいるのがフランス🇫🇷とイタリア🇮🇹です。
地域の農業、食材、歴史、レストランなどいろんな方面から実体験や座学など地域性を学んでいきます。この教育を実施している地域は家庭の食卓でも連携しながら行っていく非常に興味深い内容です。
このプログラムは地域の中で学んでいく事で自分の生まれた場所又は生活している場所について非常に深く学びやすい一つのコンテンツになります。
プログラム全体は地域の食のシンクタンクにもなりますし、各パートを教える先生は地元の方ですので、地域の循環にもなりますね。
また、家庭と学校とのコミュニケーションや日常の食卓までもが学びながらも楽しめる環境を演出されます。
でも・・・よ〜く考えてみると
私達は数十年前までは、地域の中で教育という意識はないにしても同じような関わりは日常的にあったように思います。プログラムにはなってはいませんが。
今までは学校といえば受験というものが一番の目的になってきているので、あくまでも個人の努力に依存してしまいがちですが、
社会も学校も、情報がいつでも何処でも手軽に受け取れて、A iが解決策や処理をしてくれるようになってきた今、もしかすると、この先はみんなが大学を目指すのではなく、別の生き方の選択をする方も増えるように思います。
そんな時、味覚を通してね学びは、自己を確立していくプロセスや他との関わり方に非常に有益なものではないだろうか?と感じています。
昔を再現する事には意味は感じませんが、日本人が持っている人間性の中に昔の良いところを抽出しながらも、未来に役立つスタイルに変化させながら、それぞれの地域性が活きてくるとステキですね。
また、最近は町おこし的なものがブームになって、産物をどうやって都会の人に買って貰おうか、というような動きも多いですが、モノ消費は継続性が難しいです。
まずは、地元の人たちが自分達の良さや歴史を再認識しながら、そこでしか味わえないもの、そこでしか体験出来ないコトなどにも目を向けて次世代の希望を育てるのもいいのでは?と勝手に思っています。
話は大きくなってしまいましたが、
最終的な地域の単位は家庭から始まります。
その家庭での食卓から始まる味覚の学校が私達の出来る最高の教育かもしれません。
食卓は生活が凝縮している場です。
こんな最高の場を活かしいけるものをお伝えしていけたらと改めて思いました。
参考に
下記のような活動も日本ではあるようですね。
因みに日本ですと食育というジャンルがありますが、目的が少し違う感じですね。
それぞれの良いところを吸収していきたいものです。
今回のテーマ「味覚の学校」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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