薬剤師が語る 生活のタネ

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アポトーシスは生命のドライブシステム

こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
薬剤師と健康やレストランのコンサルタントしてます。
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。


〜今回のテーマは「アポトーシス」です〜

 

アポトーシスという言葉は聞き慣れない単語ですよね。

これはLIFE(生命)を考える時に必ず出てくるキーワードです。

 

プログラムされた細胞の死

自分の複製をつくらないようにみずからを消してしまうことです。

劣化・キズ・異変を自分が細胞分裂するすると後世に引き継いでいしまいますので、みずから消えて跡を残さないようにしてしまいます。

プログラムが発動しない細胞が腫瘍やガンです。

 

アポトーシスがあることによって体内は常に新品の細胞がそこにあることになります。

大げさに言えば、世代交代が速いものほど劣化せず後世に残していけるのです。

全体としての安定は、実は、問題を素早く察知し、素早く対処してしまうことが大事なんですね。

見方を変えると、死(破壊)がないと生(創造)は生まれないのです。

 

ここで気になるのが、破壊はいいけど後処理はどうするの?

 

ここで皆さんがよくご存知のデトックスです。

先ほどの順番と照らし合わせて考えてみましょう。

 

先ずはアポトーシスで一旦破壊すると、破片は残ってしまいますよね。みなさんだったらその上に新しいものを作りますか?

片付けるのではないでしょうか。そう排出やリサイクルですね。

そのまま外に出せるものは少ないので処理場で戻せるものは再生し、置いておけないものはそれぞれの専用出口から自然界へお返ししていきます。

 

自然界もそうですが、そこに何かがあるうちは新しいタネはそこで待機して待っているだけで発芽しません。

ここで、私たちの生活を見渡したとき

何かを作ろう、何かを始めようと言うときは、まず今までのものを捨てる掃除する、終了させるなどして破壊作業が終わらないと新たな情報が入る隙間や器がないのでアイデア(創造)は発生しないなんてことも、ビジネス書にでも書いてありそうなことが言えそうですね。

 

はなしを戻して、カラダや自分自身に引きつけたとき、新しいものを取り入れたい(サプリメントや流行っているテクニックなどでもいいです)と思ったら、まず、今のいらない場所を探して一旦停止したり、捨てたり、掃除(デトックス)しちゃってみましょう。

その空いたスペースが出来たときに本当にそれが良いのか改めて考えてみるという作業は大事なものほど有効なのでは?

更に言えば、その捨てる・辞める勇気決断が何かをドライブ(前進)させるシステムなのではないでしょうか。

断捨離瞑想デトックスアポトーシスは同じようなことかもしれませんね。

 

因みに、アポトーシスと対比される単語がネクローシス(壊死)です。

外部からなんらかの攻撃などで壊れた自分を溶かしてしまうことです。炎症などある場所はこの作業をしているかもしれません。

 

度々専門用語が出てきてしまいますが、概念を「知る」ことで自分の体のことが分かりやすくなります。出来るだけ分かりやすい表現に変換していきますのでご容赦下さい。


今回のテーマ「アポトーシス」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル


このブログは私見(個人的見解)が中心となります。
しかしながら皆様の私見や疑問なども取り入れて新しいタネの発見ができる大きな可能性があると思ってます。質問やご意見を頂けましたら、一緒に考えて参りますので是非投げかけて下さい。お待ちしております。