薬剤師が語る 生活のタネ

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トランジスタス

こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです

薬剤師と健康やレストランのコンサルタントしてます。
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。

 

〜今回のテーマは「トランジスタ」です〜

 

 昨日の風神雷神のマクロな世界はどうでしたか?

今日はより自分自身に引きつけてミクロな世界の中で改めて考えてみようと思います。今日も話はいろんなところに飛んでいってしまいますが読んでみてください。

 

トランジスタスという単語は私も以前は知りませんでしたが、

アニメの造語らしいです。新世紀エヴァンゲリオンで登場するようです。

私は見た事がないので「変化させようとする性質」としてホメオスタシス(恒常性・いっていに保とうとする性質)の対義語として捉えて以下を書いていきます。

 

世の中ではトランジスタ( transistor)という単語の方が一般的に使われますね。

これは半導体部品のことで、

トランジスタ(英: transistor)は、増幅、またはスイッチ動作をさせる半導体素子で、近代の電子工学における主力素子である。transfer(伝達)resistor(抵抗)を組み合わせたかばん語である。ジョン・ロビンソン・ピアース(英語版)によって1948年に名づけられた[1]。「変化する抵抗を通じての信号変換器[英 1]」からの造語との説もある。

トランジスタ - Wikipedia より引用

この辺の概念を参考にしながら考えてみます。

 

私達は健康や日常の幸せを考える時には、メディアでもホメオスタシスを基準に話を進めていきます。私も薬剤師という背景では重要になるのがホメオスタシスです。

 

しかし今回は風神雷神から自分のカラダを眺めてみる試みですので、今回あげたトランジスタス(変化性)を基準に考えます。

 

人間のカラダで考えた時にトランジスタスの源泉は何処にあるのでしょうか?

その一つがアポトーシスという細胞の破壊プログラムになるのでしょう。

以前も書きましたが、このアポトーシスが働くお陰で細胞は新しい細胞を作りかえ、フレッシュな状態を維持できるようになっています。(大きく見ればホメオスタシス

アポトーシスが働かないものを腫瘍と言います。

 

風神雷神などで書いたとおり、昔は外からやって来る変化の力を怖れていましたので、鬼門という概念や神社仏閣で厄を払おうとして努力してきました。もちろん現在で自然災害などがありその習慣は残っていますが、

現代では体内アポトーシスや免疫機能で破壊と創造を常に繰り返して細胞が維持されていると認識されています。さらにカラダ全体・自然はフラクタルに出来ているとも言われているのでので相似していると考えられますね。

 

また、旧約聖書に登場するエデンの園アダムとイブヘビにそそのかされリンゴを食べたところから、エデンの園を追放され、人間は必ず死ぬようにされたとあります。

キリスト教では原罪とされていますが、オリジナルのユダヤからの解釈では原罪は無いところをみると、人間が生命を頂き、地上で進化成長ができるようになったと考えてもいいかもしれません。

ヘビかそそのかすという点でも脱皮を繰り返す変化を象徴しているかもしれませんね。

この知恵の樹の対のような存在が生命の樹カバラやセフィロトなどいろんな解釈がありますが、生命の樹・セフィロトが人間が成長して変化していく道のり(プロセス)のことでもあることからも、変化と成長というキーワードが根底にもあるのではと勝手な解釈をしております。

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この生命の樹と知恵の樹は身近なところでは密教でよく使われる曼荼羅も似た構造と思われます。

 

専門家ではないのではないので勝手な考察はこの辺にしておいておきます。(笑)

 

そこでトランジスタス(変化)とは何処からやって来るのでしょうか? 

からでしょうか?

からでしょうか?

私の感覚になってしまいますが、

肉体おのずと成長していきますので内からのチカラ(トランジスタス)と言えるでしょうか。

自然は天体のサイクルに合わせておのずと季節や1日のサイクルが発生します。この中で生きている私達自身はカラダの外側で起きている変化(トランジスタス)おのずと同調する部分はありますが、自分の意思(みずから)でも調整していってますね。

時間の流れで見てみると、

人生の中でカラダ(内側)の成長と環境(外側)の変動が絡み合って、人生への揺らぎ(トランジスタス)が起きそれによって精神が成長していく。といった感じなのでしょうか?

 

トランジスタス(変化)は私達の人生には内側でも外側でも常に同居していて、その力を使うことによって結局はホメオスタシス(恒常性)が保たれているのかもしてませんね。

 

変化そのものを扱うのは非常に難しいですが、少し書いてみました。

 

旧約聖書でも登場したトランジスタスを招いたヘビを象徴にした行事などが日本でもいろんなところで見かけます。

その一端が次回の話に出て来る「ひな祭り」です 。

 

 歴史に見られる人々の想いを機会毎に味わってみるのも意外に面白いものですね。

 

今回のテーマ「トランジスタ」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。

 

タネ屋のマル

 

このブログは私見(個人的見解)が中心となります。
しかしながら皆様の私見や疑問なども取り入れて新しいタネの発見ができる大きな可能性があると思ってます。質問やご意見を頂けましたら、一緒に考えて参りますので是非投げかけて下さい。お待ちしております。