薬剤師が語る 生活のタネ

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新年最初の体の変わり目への入り口へ 「ぎっくり腰シーズンへ」七草がゆの効用の不思議

こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです

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ここではわかりゃすいように「ぎっくり腰シーズン」と表現しています。

明日8日ごろから早ければ症状や違和感で発生しています。

 

肉体的には

ぎっくり腰は象徴的ですが、

腰の重さ

背中の違和感

胃腸の違和感

 

精神的には

焦り・不安

周囲に対しての不信感など若干攻撃的な思考

誰も自分のことを見てくれないという思考(こんなに頑張っているのに)

さあ頑張るぞ!(気合い・年始のスタートダッシュ

 

一見一貫性がないように見えますが

実は背景は一緒で(詳細はオイオイ)

その人の脳の使い方などの習慣から反応回路の少し違いが出ます。

 

特に今回の変わり目に関しては

新年の抱負を持って、年始から気合い十分でスタートダッシュしようとする方が腰にくる可能性が高いです。

ここは前回の秋の変わり目とは状況が違うので年始ならではの状況とも言えるでしょう。

 

腰にくる背景の説明でよくするのが

経絡のメインの影響と

自律神経の問題などなど

視点によって色々説明は可能ですが。

 

簡単に言うと体調的にみると

内臓そしてその周囲の血流が悪く

背中側なら腰痛

腹側なら胃痛がまず現れるケースが多いです。

その原因はストレスで疲労が蓄積している状態。

そこに自律神経の切り替わり時期が重なり

一瞬(1〜2週間以内)の違和感が出てきやすくなります。

 

さらに体はオフモードに切り替わろうとしているのに

気合いや、意気込み、さらに承認欲求が重なると尚更ですね。

緊急警告として体の訴えとして症状が現れます。

 

また、現実的に年末そして正月へかけて

食事が重くなり胃腸への負担がつり積もっているタイミングですので

要素の重なりが大きいでしょう。

 

 

そこで7日に七草粥そしてこの後に小豆粥などのタイミングは非常に理にかなっています。

私は体側が訴えてくるので1日前ぐらいにそう言う時期か・・・と感じますが

なかなかそんな変な人はいないでしょうから習慣として

七草粥または軽い食事や少しでも空腹感などをしっかり味わっておくのが非常にいいんです。

別に7日の今日じゃなくても大丈夫です。

8日でも、その後数日かけて軽い食事を心がけるなど

まずは胃腸を休ませることを少し意識して見てください。

 

栄養価の高いものはいいことですが

吸収しっぱなしですと

腸や腎臓など排出に関わる機能が後回しにされてしまうのと

吸収しすぎによる肝臓への大きな負荷も疲労の蓄積に向かいます。

 

ここで少しでもいいので

吸収を控え

心もゆるめてあげると

一瞬怖く感じるかもしれませんが

最高の休息期間へとシフトしていきます。

 

どうぞあなたのできる範囲で構いませんのでお試しください。

 

文化は形だけのものもありますが

理にかなっていて、意味がわからなくても私たちを守ってくれる手段になるものもあります。

 

どうぞ体も心も労ってあげてください。

 

 

今回のテーマはいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。

 

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タネ屋のマル
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筆者:丸山  泰弘
薬剤師、カラダ・キュレーター、

マルヤマ・カイロスペース
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Twitter:  @taneyakumaru