こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
今日は建国記念の日になりますね。
最近は世界の動きがわかるようになり、問題が沢山目の前に現れると、先々の事が気になり心配や不安が先立ちがちです。
同じ未来を見るにしても、今日は過去を振り返りながら、改めて世界の中の日本を意識しながらが眺めてみては如何でしょうか?
また、「令和」になって最初の建国記念になりますので、元号の出典元と言われている万葉集の梅の花の歌を改めて眺めてみてはどうでしょう。
ちょうど「梅の花」が咲き始めているようですし。
建国記念の由来は
辛酉年春正月、庚辰朔、つまり神武天皇即位紀元の元年の正月、磐余彦は橿原宮で践祚し、始馭天下之天皇(はつくにしらすすめらみこと)と称した。数え歳52歳の歳であった。
建国記念の日(旧紀元節)は、記紀で神武天皇が即位したとされる日(紀元前660年1月1日〔旧暦〕、2月11日〔新暦〕)となっている。
ウィキペディアより
辛酉と言えば革命の年と言われてもいます。
辛酉は天命が改まる年とされ、王朝が交代する革命の年で辛酉革命という。日本において辛酉の年に改元する習わしは、政治的変革が起るのを防ぐ目的で、三善清行の提唱により平安時代の昌泰4年(901年)の辛酉の年に元号を「延喜」と改めたことから始まった。前年の庚申年と2年続けて改元が行われることが多い。これは明治になるまで続けられた。
ウィキペディアより
これは毎年別の日になってしまいますので2月11日と制定された流れがあります。
建国したのは神武天皇
下の絵の神武天皇を導いたカラスは八咫烏ですが、サッカーのユニフォームで有名になったかもしれません。
中国では3本足のカラスは太陽の象徴と易経などでは表現されていますね。
太陽に導かれて建国をしたストーリーになります。
さて、今年は何といっても新天皇によって「令和」という元号が定まりましたので、
建国のストーリーが記録された古事記が出来た背景と、
梅の花の歌が詠まれる事になる時期を見てみたいと思います。
「令和」の典拠、いわゆる出典は「万葉集」の梅花の歌、三十二首の序文
「時あたかも新春の好き月(よきつき)、空気は美しく風はやわらかに、梅は美女の鏡の前に装う白粉(おしろい)のごとく白く咲き、蘭は身を飾った香の如きかおりをただよわせている」
作者の大伴旅人は長屋王との仲の良さから結果的に太宰府への左遷になってしまいます。
面白いのは、この頃には女性天皇が何名かいらっしゃいます。
建国記念、神武天皇、女性天皇、大伴旅人、左遷、万葉集(コトノハ・日本語)
これらのキーワードがここから見えてきます。
過去からの因縁かのような現在の展開は、
将来の天皇や私たちの日本国の物語がどのように変わっていくのか?
歴史を振り返りながら、何が続いて、何が変わって、何を作っていくか?
こんな時期だからこそ考えていかなくてはならないかもしれませんね。
今回のテーマ「建国記念」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜
筆者:丸山 泰弘
薬剤師、カラダ・キュレーター
KaRaDa.Q(HP)
https://life-presents.jimdo.com
CS60(CS60目黒)
カラダ・キュレーション(CS60)
https://karadaq.hatenablog.com/
@taneyakumaru