薬剤師が語る 生活のタネ

自分らしいライフスタイルを生みだすためのタネを探す冒険に行こう

カラダ予報 〈脳疲労注意、帯状疱疹・ヘルペス・耳鳴り・めまいシーズンスタート〉

こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです

今日も私見たっぷりのタネをお届けします。

 

 

シーズンスタート

 

季節の変わり目の典型的な症状の方々が来始めています。

 

先週一週間で

帯状疱疹ヘルペス、耳鳴り、めまい

の症状の方々が急に来るようになりました。

シーズンスタートという感じですね。

 

例年ですともう1〜2週間後から似たような状況に入りますが、今年は早いですね。

 

 

 

秋バテやストレスが根底に

 

患者さんの話を聞いていると、疲れが溜まっている自覚があるようですので、それが多少リアクションを早くさせているように見受けられます。

また、多くの方が夜にネット(特に動画)やTVを遅くまで見て睡眠不足も感じているようでした

 

ストレス発散のつもりの行為がかえってカラダを疲弊させてしまっている結果に陥っています。

 

 

更に今年は夏バテというより秋バテのような状況が目立ちましたので、今月は抵抗力の低下が続いている方が多かったのかもしれません。

 

 

東洋医学的な「秋」の特徴

 

今は秋の終盤です。

陰陽五行学説でカラダを眺めると

西で「金性」カラダは肺と大腸

季節の変わり目関係なく肺を疲弊して咳や喘息発作が出やすい状況でもあります。

 

更に土用に入ると抵抗力は内部調整に使われる減弱します。2割減とイメージされるとわかりやすいかもしれません。

この時期は老衰で亡くなる方が多いのですが、特に肺を傷めて最後肺炎になる方は多いと思われます。

 

肺は自律神経の重要な生命線でもあります。

 

肺や東洋医学的見地はまた次の機会として、とりあえず抵抗力は2割落ちると考えてみてください。

 

変わり目の脳疲労は大敵

 

季節の変わり目は、時間で考えると直線的に一定に進みますが、

角度を変えてみると、カラダのシステムを切り替えるターニングポイントでもあります。

 

こういう時は、普段以上にカラダを調整しようとしていますので、自律神経や脳は結果的に負荷が大きいと考えられます。この自律神経や脳の負荷はホルモンや免疫調整と連動していますので、脳が疲労してしまうと何処かで悲鳴をあげたり、バランスが崩れたままになってしまいます。

 

今回のテーマの

帯状疱疹ヘルペス、耳鳴り、めまい

は、脳神経が現場で一番最初に影響を受けやすい場所でありながら、本来は自律的にすぐ調整できる場所です。がその調整力を超えてしまったという事が考えられます。

 

特に映像の情報量の多さと、それに伴う脳の興奮は必ず睡眠不足を伴います。

 

追加する情報よりも

 

これをどうにかする為に、

では何を食べたら治りますか?

いい健康食品は?

どの食材がいいの?

など何かを追加して治したくなるのが私達の思考のクセでもあります。

 

でも問題は、

「情報過多による脳疲労」です。

先ずやることは簡単です。

情報量を制限する事です。

もちろん症状が出てしまった方は治療をオススメしますが、

自分で日常でできる、一番簡単で大事な事は

情報のデトックス』です。

 

 

テーマの症状と並行して、整形外科へ首と肩の痛みで受診している人も目立ちます。現在来る方はだいたい眼精疲労が背景にあります。

もし自分でも首や肩のコリや痛みや眼精疲労を感じている方は、疲労のサインとしてのメッセージと考えてみたらどうでしょう?

 

 

実際は11月2周目以降が例年では多くなります。

今のうちに兆候のある方はデトックスを少しずつでいいので試みてくださいね。

 

 

また、陰陽五行学説の肺ではなく、大腸や大腸との関連での症状もありますので、また予報でお伝えしますね。


今回のカラダ予報はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル

 

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

丸山  泰弘

薬剤師、健康・レストランのコンサルタント

 

Twitterでカラダに影響する旬の情報を発信していきますこちらもどうぞ
@taneyakumaru