こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
今年の夏は水毒が溜まりやすい
台風接近とともに湿気が一気に戻りましたね。
私は乾燥した地域で育ったので特に湿気は敏感です。
昨日までは戸を開けても湿度40%程度だったのが今日は既に90%近い。恐ろしい変動です。
こうなるとやっぱり水分とりますよね。
今年はこれが生命線ですので大事!
一方でむくみ易くなったり、炎症が腫れ易くなってませんか?
持病があれば、頭痛が出易くなったり、耳鳴りやめまいの悪化や皮膚のアレルギー症状が悪化など様々な症状が考えられます。
ここで一つの考え方として、
漢方薬に「水毒」という概念があります。
気・血・水という言葉を目にした事があると思いますが、その中の「水」という若干抽象的な概念です。
詳細はまたご紹介しますが、簡単に言えばむくみのような感じで、細胞内、組織内などに水が溜まってしまって流れなくなっている状態です。
ダイエットで水飲みをした事がある方は一時的なむくみや水太りを体験した事があると思いますが、まさにそれです。
漢方薬の中には症状によってこの水分調整をするタイプのクスリはいくつもあります。
そしてこの働きの中でアクアポリンという細胞の内外の水分調整をする水の通り道を正常に戻している事が分かって来ています。
この働きはそれで凄いのですが、裏を返すと、それで効く症状は、そうならないように日常で工夫する事が「究極の養生」とも言えますよね。
この水毒という概念はいくつか対応が必要ですが、
ポイントは
・ミネラルと塩
・血流
細胞や体内の水の貯蓄し過ぎは、飲む水分に対して塩とミネラルが少な過ぎです。
またエアコンなどやカラダを冷やす食べ物が多くなり血流が悪くなり排出が鈍くなります。
今回はカラダ予報ですので日常で簡単に出来るポイントをお知らせします。
★薬味を使う →血流アップ、特に生姜、カレー粉を風味アップに使うのも非常に良い
★もしミネラルの多い天然塩や手作業で作った塩があればこの機会に積極的にとって下さい。
もしなくてミネラルのサプリメントを使われている方はそれをしっかりとるのも一先ずとしては良い方法です。
余裕があればお茶は麦茶を沸かしてみて下さい。水よりはミネラルが強化されます。
日本の水は飲みやすく料理に向いている軟水であるメリットもありますが、ミネラルが少ないのも特徴です。
海藻や野菜たっぷりのお味噌汁もいいです。
これを参考に後半戦の暑さでカラダに水毒を溜めずに台風や急な雷雨でも体調を壊さないバランスの取り方を探っていきたいですね。
今回のカラダ予報はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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丸山 泰弘
薬剤師、健康・レストランのコンサルタント
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@taneyakumaru