カラダ予報 《睡眠不足からの片頭痛に注意》
こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
片頭痛持ちは辛い
この時期は、片頭痛持ちの方で、症状がキツくなる方が一部いらっしゃいます。
大きな要素は2点です。
先ずは睡眠不足
夏は寝苦しいのもあって、睡眠時間が少なくる方がいます。他にも時間は確保しても睡眠が浅すぎてしまう方はどうしても出てきます。
これにより脳の疲労が回復せず、過敏さが蓄積され増していくタイプや、脳の興奮度(脳波)が高まってしまう事が関係してきます。
この結果として、普段のサイクルより頭痛の回数が増えたり、回数が変わらなくても痛みが強くなってきたりします。
次に、ウィルス
上記の脳の疲労も関連しますが、脳神経疲労全般溜まってくると、やはり似たような現象が起きます。最近はこちらの状態であるとヘルペスウイルスが増えてきてしまう為、ヘルペスウィルスを検査すると疲労度がわかり、ウィルスを抑えると、疲労事態は取れませんが症状が和らぐ事は分かってきています。
このヘルペスウイルスに関しては前回の記事の突発性難聴などもこれが引き金になるケースがありますので。関連性から見るとこの頭痛も季節の変わり目に関連している方はいらっしゃるように考えられそうですね。
新型頭痛「脳過敏症候群」のすべてがわかる本 今、解明された「しつこい頭痛と頭鳴」のメカニズムと治療法 (健康ライブラリーイラスト版)よ より
このヘルペスウイルスは頭部の中心にあたる三叉神経という非常に大事な神経にいる事が多いようです。これが帯状疱疹を発症させたら最悪の事態です。
大抵は口唇ヘルペスですね。このへんの神経と繋がってます。
ウィキペディアより
口唇ヘルペスを始めカラダ中(特に粘膜)でヘルペスが出やすいのがやはり季節の変わり目である土用です。これも患者さんの記録を見ていくと、年四回の季節の変わり目毎に来ている方も少なくありません。
話を戻して片頭痛ですが、
どうしても悪化してしまうと市販の薬を使いたくなってしまいます。
この時に注意してもらいたいのが、複合剤は使ってはいけない!って事
よくあるのがACE処方とか書いてある類のものは逆効果です!
結果的に片頭痛を悪化させて治療も困難にさせてしまいます。
万が一市販のものを使う場合、成分が単剤(1種類)を選んでください。ドラックストアーで購入する場合は店員さんに確認して下さい。
この時期の片頭痛は脳過敏になっている可能性が高いので、
少しペースを落としてゆっくり過ごして見たり、メディテーション、刺激物を減らすなど先ずは取り組んで見て下さい。
今回のカラダ予報はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜
丸山 泰弘
薬剤師、健康・レストランのコンサルタント
Twitterでカラダに影響する旬の情報を発信していきますこちらもどうぞ
@taneyakumaru