薬剤師が語る 生活のタネ

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何故薬が儲かるか

こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
薬剤師と健康やレストランのコンサルタントしてます。


今日も私見たっぷりのタネをお届けします。


〜今回のテーマは「薬が儲かる理由」です〜

 

今日はちょっとブラックな感じのテーマですが、

書いて行くのは私達が薬を儲けさせてしまう背景の事です。概念的な話ですので個々は別で考えてくださいね。

 

 

薬には皆さんが求めている問題の解消があるからです。

レストランの場合では、皆さんの胃袋を満足させたり、楽しく過ごしたり出来る、家ではない特別な場所だから行くのだと思いますが、

薬局や病院は同じように特別な場所ではありますが、満たす所がちがいますね。 

 

一番は、心の不安感が漂っている隙間の様な所に、クスリが入って、不安のタネを包んで無かったかの様にしてくれます。

 

非常に都合の良いものではないですか?

 

一方で、

患者さんは訴えてお願いして多目に出してもらっているにも関わらず、

こんなに必要なの?

困ったら飲めば良いんだよね?

止まったら辞めていいの?

などと皆さん同じ会話をします。

ちょっと矛盾しているように見えますね。

 

これはだれでもそう思うのが当然で、症状も不安だけど、クスリを続けるのも不安なんです。

 

最終的には、不安を解消する為のツールを手に入れることで安心を買っているのかもしれませんね。

それはそれで役割を果たしたのかもしれません。

 

やはり問題は薬の効果ですね。

どれも勿論効果があるので存在しているのですが、

不安のタネは消えるのではなくマジックミラーのように、片面からは見えなくなっているだけでタネは発芽するタイミングを見計らっているかもしれません。

薬が消えたらまた顔を出しちゃって病院に走ってしまうことも多々ありそうですね。

最近のクスリは副作用が少なく出来てもいますかま、症状も程よく隠されてしまいまうんです。

 

おクスリを使った時は、副作用が不安材料でもありますが、私の一番の不安材料は病気を一時的に隠しているだけになってしまい、かえって長引くケースも多々あることです。

 

効果というもののメリットとデメリットですね。

 

因みに効果というのはある方向だけに(ベクトル)強く働きが出る事です。

効果があるものには必ず反対側に同じだけベクトルが向く可能性をはらんでいます。

これは薬に限らずそのような力学が何らかのカタチで働きますので、「効く」とか「効果がある」という表現を使われた場合はご注意下さいね。

 

 

薬をご購入頂くのは薬局にとって大変有り難いことではありますが、

経験のない症状などは安易にクスリに頼らず、相談してクスリでない方法も模索すると、不安のタネが役に立つ生活のタネに変わることもあるかもしれません。

 

症状はカラダからのメッセージの場合もあります。

無理な我慢は禁物ですが、先ずは自分が出来る事で薬を使わない方法を相談しながら模索するのも長い人生にはメリットは多いと思われます。

 

今回は特定のクスリの話ではなく概念的な話ですので、先ずは自分の判断を大事にして下さい。


今回のテーマ「薬が儲かる理由」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル

 


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このブログは私見(個人的見解)が中心となります。
しかしながら皆様の私見や疑問なども取り入れて新しいタネの発見ができる大きな可能性があると思ってます。質問やご意見を頂けましたら、一緒に考えて参りますので是非投げかけて下さい。お待ちしております。