こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
薬剤師と健康やレストランのコンサルタントしてます。
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
〜今回のテーマは「病は気から」です〜
冬から春は、風邪が多い時期ですので、喉を痛める方は多いですね。それとは違う喉の違和感で来る方も実際多いのです。
喉の詰まり感、閉塞感、喉の奥に何かありような感じ。
このような症状で、胃が悪くて胃酸が逆流しているのではないか?喉に何か食べ物が残っている?
という事を心配して内科や耳鼻咽喉科や胃腸科をいろんな検査をしてもらいながら転々としてくる方をよく見かけます。
勿論胃酸の逆流のケースも多々あります。
しかし検査では綺麗で何も無いよ、気のせいだよ!と言われて帰って来る方も多いのです。
こうなると西洋医学では安定剤か念のための炎症のお薬がよく出されてきます。最近ではストレス玉なんて表現もよく出てきます。
結果的に漢方の半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)という漢方とを使うと2週間から4週間程で何もなくなっています。
これは東洋医学的説明もいいのですが、「病は気から」のテーマですので、あくまでも私見ですが、その方々をいつも観察していて客観的に見受けられる状態から考えてみたいと思います。
見受けられる様子としては、(チョットオーバーに書きます)
・いくつか検査しても何も問題ないなら、今度は何処に行って検査してもらったらいいの?
・状況を永遠に話し続けます
・ドクターや私達の話は基本殆どスルーします
・症状の事が一日中気になっている。
・原因がほかにあるのでは?と探しています。
チョット大げさに見えますが、ご本人は皆さんもしかしたらガンではないか?と本気モードです。
とにかく心配でいっぱいになっていますね。
こういう方はある意味頑張り屋さんだと思います。
そもそもこの症状は、精神的な問題(ストレス)が上手く処理出来ないまま無理をしてしまっている事が原因にあると思います。たぶん何らかの怒りのような、イライラ感を抱えているのかもしれません。
そしてこの症状の方は、とにかく原因と状況と結果を詳細に知りたがります。
何かに非常に執着が強い様子ですが、それ以外の事は逆に気が行き届かない感じもよう見受けられます。
ここまで書いて来るとこの症状が出る方は変な方と思ってしまうと思いますが、非常に几帳面で決められた事には非常に忠実に行動できる真面目さがある方々で、仕事や家事はキッチリしていそうだなとも言えます。頑張り屋さんですね。
ここでやっと病は気からです
喉の詰まり感は、何らかのイライラ感などの閉塞感がカラダにサインを送っているだけなのですが、
このサインをキッカケにに病気の探求に入ってしまうと、ストレスが現象化してきますので胃腸の動きが悪くなり胃酸過多傾向になります。食欲も落ちるので元気もなくなり、結局のところ何が原因で違和感があったのかもより完全な治療に入って病気とされてしまいます。
この違和感に関しては、気付ければ何らかの発散や気分転換などで解放出来れば勝手に消える違和感です。
判断が非常に難しいのでどうすべきという安易なことは言えませんが、
何か違和感が現れた時に、慌てないでまず気軽に話せる人との日常会話の中でさりげなく表現出来ると別の視点も持てていいかもしれません。又は、信頼できる薬局など相談もいいですね。
今回のテーマ「病は気から」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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