薬剤師が語る 生活のタネ

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セレンディピティは変わり目に【意識の旅】

こんにちは

生活のタネをお届けするタネ屋のマルです

今日も私見たっぷりのタネをお届けします。

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「カラダの変わり目」と「意識の旅」を重ねて、今回の土用はお伝えしていますが、

今回のキーワードは「セレンディピティ」です。

 

セレンディピティという単語は耳にする事はあるが、説明するのは難しいですよね。

私も難しいので辞書等を引用させてもらうと

 

大辞林では

思いがけないものを発見する能力。特に、科学分野で失敗が思わぬ大発見につながったときなどに使われる。

科学的発見はよく失敗から生まれると言いますが、それを表現した単語ではないかと思います。

 

またウィキペディアでは

セレンディピティserendipity)とは、

素敵な偶然に出会ったり、

予想外のものを発見すること。

また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。

平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。

 

serendipity」という言葉は、イギリスの政治家にして小説家であるホレス・ウォルポールが1754年に生み出した造語であり、彼が子供のときに読んだセレンディップの3人の王子(The Three Princes of Serendip)』という童話にちなんだものである。セレンディップとはセイロン島、現在のスリランカのことであるから、すなわち、題名は「スリランカの3人の王子」という意味である。ウォルポールがこの言葉を初めて用いたのは、友人に宛てた書簡において、自分がしたちょっとした発見について説明しているくだりにおいてであり、その書簡の原文も知られている。

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かつて私は『セレンディップの3人の王子』という童話を読んだことがあるのですが、そのお話において、王子たちは旅の途中、いつも意外な出来事と遭遇し、彼らの聡明さによって、彼らがもともと探していなかった何かを発見するのです。

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フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』より引用

 

セレンディップの三人の王子たち―ペルシアのおとぎ話 (偕成社文庫)

セレンディップの三人の王子たち―ペルシアのおとぎ話 (偕成社文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 2006/10/01
  • メディア: 単行本
 

以前スリランカに行っていた時は、残念ながらこの物語は知らなかったです。

 

私は、あえて別の単語で説明するならば、「気付きのプロセス」といったニュアンスで捉えています。

 

カラダの変わり目に意識が内に向き、過去の概念や視点を紐解(破壊)し、また新たな概念や視点が生まれてくる(創造)のですが、

この破壊と創造の合間にフッと立ち上がってくるものが「気付き」だと思います。

その気付きを受け取る事がある種、幸運を掴んだ感じがあるのではないか?と。

 

 

脳科学者である茂木健一郎氏は以前、セレンディピティ条件をこのように説明していました。

l つ目は 「Action(アクション)行動すること」、

2つ目は 「Awareness(アウェアネス気付き」、

3つ目は 「Acceptance(アクセプタンス)受け入れること

全て自分がやらなくてはならないもので、

これを行うには、体も心もリラックスして柔軟な状態でなくてはならない。と

 

ここで、何となく似たように感じる言葉が思い出されます。

シンクロニシティ」です。

 

辞書によると

シンクロニシティー(synchronicity)
虫の知らせのような、意味のある偶然の一致。心理学者ユングが提唱した概念。共時性。同時性。同時発生。

私の感覚だと、日常でよく使うのはこちらの方が多いのではないでしょうか?

 

こちらもある種の気付きとも言えますが、

認識」という事が大事なものではないでしょうか?

セレンディピティ未知の発見で、小さなタネの発見に対して

シンクロニシティ既存の概念の「」の共通性から二つの出来事の共通性を見出す作業になります。タネの発見に対して果実の収穫のような印象があります。

セレンディピティと同様にリラックスしている事が重要ですが、

破壊と創造ではなく、創造後の概念(時空の網目)が整った場に見出されるものではないでしょうか。

量子力学心理学を重ねたような世界観ですね。

 

一見、似たように感じますが、よく観察してみると面白い違いを感じます。

 

 

こう見てくると、

「カラダの変わり目」や「時代の変わり目」である今という時間は、

セレンディピティを受け取る瞬間とも言っていいのではないでしょうか。

通常(今まで通り)が良い時とすると、不都合に感じる変化の時ではありますが、

自分自身の目的に向かって進むべく行動をしていく日々の中に、想定外の気付きがフッとやってくるかもしれません。

そういう意味では、自分自身を概念で縛り付けず、いつでも手放すチョットした勇気という剣さえ持っていれば充分かもしれません。

 

カラダの変わり目はあと1週間程ありますし、時代の変わり目としてはまだまだ続きます。

是非セレンディピティな幸運をゲットしていきたいですね。


今回のテーマ「セレンディピティ」はいかがでしたか?

新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル

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筆者:丸山  泰弘

薬剤師、カラダ・キュレーター

 

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