薬剤師が語る 生活のタネ

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懐かしいデザインに心惹かれるのは何故?【意識の旅】

こんにちは

生活のタネをお届けするタネ屋のマルです

今日も私見たっぷりのタネをお届けします。

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今回は、「デザインと時間」について最近思うことです。

 

デザインの専門知識ではなく

ここではカラダと時間の関係でです。

体内時計です。

無意識に惹かれてしまうデザインがあるのは何故だろう?

と考えていた時、そういえば最近はレトロ感やノスタルジーを感じるもの、建物では古民家であったり、少し懐かしさが感じられるものが多くなってきている気がします。

特に若い人が心地よさを感じている様に見受けられます。

 

しかし、少し振り返ってみると、私が10代の頃はバブルの影響からか、「近未来」や「最新の」といった今までに無い斬新なものやよりシャープな感覚が目立っていた気がします。

社会全体が未来にワクワクしていながらも浮き足立っていた感はありますね。

 

 では、今何故ちょっとした懐かしさや古さの中に心地よさを感じるのでしょうか?

 

私が観察して受けた印象は、

この「チョット」懐かしい・古い感じがポイントではないか?と感じています。

 

最初に書いた様に「時間」が影響しているのでしょう。

 

例えば、古民家カフェに行く時はどんな事を求めますか?

ちょっとしたタイムトリップで別の時間に行って、時間の流れがゆっくりであると感じることがいいという心理はあるのではないでしょうか。

 

例えば、下のプレゼン資料のレイアウトは「未来」や「忙しさ」「興奮性」は感じられないのではないでしょうか?


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また、私が少し前に宿泊した古民家ホテルはどうでしょう?


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寝るだけのために泊まるというよりそこで過ごす時間が大事にまりますよね。

 

私は、田舎の宿場町跡の辺りで育ったので、こういう環境は時間が子供の頃に戻る感じがします。

ちょっと古さの中に感じる懐かしさや、その当時のイメージの中に、流れる時間の速さの違いを感じるのではないでしょうか?

 

特に今年は、映像は4k・8kが普通になっていき、携帯は5Gになろうとしているので、よりシャープに・鮮明に・速くなっていきます。

体感として、流れる時間のスピードがシフトアップしているのを感じているのは私だけではないと思います。

 

流れている時間の速さは本来みんなが同じはずなのに、その空間ごとに違いを感じてしまうんです。


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ここには「意識」が関係しているのですが、難しい話になってしまいますので、

今回は感覚的な話として書いていきます。

 

私達は、どこかで時間の流れが早過ぎると感じていたり、気持ちではついていきたいがカラダが悲鳴を上げている様な感覚があるのではないでしょうか?

そんな時に、身近な要素でそのギャップの穴埋めが出来るとホッとするのではないでしょうか?

何も無い田舎に行ってみたくなったり、自然の中に行ってみたくなったりしますね。

そして大事なのがその中でゆったり過ごす事なんではないでしょうか。

 

日常の加速した時間の中で、カラダは微妙に体内時計の針の動きを調整しづらくなっているのでしょう。

 

皆さんは、最近懐かしさや、古き良き時代、又はゆったりとした感じに惹かれたことはないですか?

 

もし、ちょっとした懐かしさに心惹かれる様でしたら、それはココロの声なのかもしれません。

そして、ぜひその様は空間、やデザインに触れてみてください。

それが好きかどうかよりも、どの程度ホッとするのか感じてみてください。

そうすると、日常の慌ただしさから時間を調整するヒントが得られるかもしれないですよ。

 

是非懐かしさを楽しみながらも自分自身を観察してみてください。

それには最高なカラダの変わり目です。

 


今回のテーマ「懐かしいデザイン」はいかがでしたか?

新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル

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筆者:丸山  泰弘

薬剤師、カラダ・キュレーター

 

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