こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
本日は「喉の詰まり感」からカラダの声にアプローチしてみたいと思います。
喉の詰まり感や喉の異物感は一年に何度か出やすい時期というのがあります。
4月中頃からも目立つ時期です。
いくつかクリニックを渡り歩いて行く方が多くて、原因が見つからず最後の最後に「半夏厚朴湯」という漢方を処方され解消されていくという方をよく見かけます。
この半夏厚朴湯で改善する場合、病院での検査や所見では何も見つからないでしょう。
神経的な症状として現れていて、原因は心理的なものと言われています。
よくあるのが、言いたいことを言葉にして「伝えられない」「言えない」状況があり喉元まで出てきているけど、そこで止めてしまう事で喉の神経に違和感を生じてしまうという側面があります。
見えないものですので、いろんなジャンルで多様な説明がされてます。
西洋医学で言えば「ヒステリー球」の一部がこれに当たると思います。(ちょっと名前の印象が良くないですが・・・)咽喉頭異常感症 - Wikipedia
東洋医学ならば気の流れから説明されます。
とは言っても、この時期に出やすくなっている背景には環境の変化の中で、周囲とのコミュニケーション上仕方なく受け身で過ごしていて、意見や考えを発する機会が失われてしまう事は十分考えられます。
今、喉に何らかの違和感や、息が詰まるような環境にいると感じる、又は胸のつかえのような感触が感じられる場合、チョットでもいいので発散する機会を作るのはいかがでしょうか?
人によってはカラオケ
一番いいのは仲の良い友達や家族と話す事
相談でなくただ言葉に表現されれば完結します。
人によってはカラダを動かすことも
パワー系よりはウォーキングで一定ペースで呼吸を意識してしっかり息を吐く事を繰り返す事がオススメです。
勿論漢方を試してみるのはいいのですが、
自分自身でカラダの声を聴く事で簡単に解決出来る上に周囲の環境と調和していく流れに乗れ、
結果的に胸を撫で下ろせるようになるのではないでしょうか。
クスリは非常に便利で、カラダの流れを一時的に調整してはくれますが、自身の感情や周囲とのバランスは変わらない可能性があります。
想いを胸の内に閉じ込めたまま周囲との関係性が取れないと、
自分を認めてもらいたいという承認欲求
または気持ちをゆり内側に向けすぎて
どちらもうつ症状に5月の連休でシフトしかねません。
過去の不満と、未来への不安は、心の体内時計がズレてしまいます。
今、目の前の事に集中しながら
遊びやレジャーの中で発散できる思いは是非発散していきましょう。
意外に、自分が普段発している言葉の表現の中にカラダの声もあります。
たまに自分の言葉を観察するのも面白いかも。
今回のテーマ「カラダの声」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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丸山 泰弘
薬剤師、健康・レストランのコンサルタント
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@taneyakumaru