こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします
今回は映画の話
夏休みの様な感覚で時折映画を見てきたんですが、コロナによる対応か宣伝かわかりませんが、旧作も4DXやiMAXなどで見れているのが嬉しいです。
その中でどうしても見ておきたかった作品が
『インセプション』
10年前の2010年の作品、クリストファー・ノーラン監督
この映画は、以前から飛行機に長く乗る時に何故か毎回見てしまうんです。
ストーリーそのものに興味があるのではなく、この世界観に圧倒さる、自分の中でインスピレーションが湧いてくる感じがあるんです。
このインスピレーションやアイデアが自然と湧き上がっているのか?それとも、、、
と想像力を掻き立てられてしまいます。
今何処にいる?と一瞬自分の感覚すらトリップしそうな感覚も私には楽しい。
『マトリックス』を見た当時と似た感じもあります。
「インセプション」とは、日本語では「始まり」、「開始」、「発端」という意味になるようですが、日常ではあまり使う事が無い単語かもしれないですね。
映画ではサイトー(渡辺謙)が、コブ(レオナルド・ディカプリオ)に敵対会社の次期トップにインセプションを依頼する事から始まります。
ここでの「インセプション」とは、相手の夢の中(潜在意識)にはいり込み新しいアイデアを植え付ける事で未来を変えようとするものです。
言ってしまえば産業スパイ。
通常は相手の潜在意識に入り込み、情報を抜き出すスパイですが、未来を変える為に相手に自然とアイデアを持たせるように潜在意識に埋め込んでくる、という設定。
実際の世界でも情報の抜き取りはありそうですよね(私の妄想)
私が、毎回見る度に惹きつけられるのはこのストーリーではなく、設定の描写です。
夢(潜在意識)が何層にも深くあり、現実を生きる私達にとっては時間が無い世界(架空の世界)と感じている部分です。
そこでの「時間の濃さ(映画内では時間長さ)」を始め、構造設計は、古典や心理学など学ばれた方なら感動する程のリアリティがあるのではないでしょうか?
実は現実より潜在意識?の方がポテンシャルが高い(濃い)んですよね。一方で空間は現実川方見ると編み込み途中なんであるような無いような世界。
空即是色 色即是空の世界とでも言えばいいんでしょうか。
以前よく書いた須弥山のような領域。
クリストファー・ノーラン監督の描く世界観は、個人的には非常に引き込まれてしまいます。
個人的にはインセプションのような世界観が好きで、描き方はどんなものでもですが、多分「潜在意識」と「叡智」といった切り口に惹かれてしまうのでしょう。
アメコミのヒーローものも時には見ますが、その瞬間の脳内麻薬の様な感触で、アタマをグルーブさせる高揚感という感じかな。
それにしても何故今?と思っていたら、
クリストファー・ノーラン監督の作品が近日公開だったんですね。
あえて内容はチェックしていませんが、是非見に行きたくなりました。(戦略に乗ってしまっている)
クリストファー・ノーランの「時間」「次元」「潜在意識」「精神」の描写や構造設計が非常にワクワクしてしまうので、もしかすると面白い?と期待しています。
映画『インセプション』複雑なルール設定、ラストの意味を徹底考察【ネタバレ解説】 | FILMAGA(フィルマガ)
今回のテーマ「インセプション」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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筆者:丸山 泰弘
薬剤師、カラダ・キュレーター
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