こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
毎年患者さんと同じ話をしていて、予防接種をしている大抵の人が勘違いしている事があります。
まだまだこれからB型が流行る時期ですので、少しでも認識して下さる方が多くなってほしいと願って。
Q.予防接種したらインフルエンザにかからないの?
A、インフルエンザにかかります。
厚生労働省のサイトにも普通に記載されています。
皆さん予防接種しているのにどうしてインフルエンザにかかったの?といつも質問を受けます。
どいうしても神話のように予防接種したらインフルエンザにかからないと語られてしまいがちなんですね。
Q.予防接種してもインフルエンザにかかってしまうならなぜするの?
A.予防接種するとカラダがインフルエンザに対して専用の対応準備ができるので、感染してもカラダがスムーズに対応出来ます。
予防接種したのにインフルエンザに感染していらした方は、殆ど、普通の風邪だと思って念の為受診したらインフルエンザだったという感じの方ばかりです。
これでわかるかもしれませんが、インフルエンザに対しての免疫が数ヶ月ではありますが備わっているのです。
特に重要なのは主に、
- まだ免疫が出来上がっていない子供のオーバーヒートで生命の危機のリスク回避
- 高齢者の抵抗力低下での感染による生命の危機の回避
- 持病や抵抗力の低下を伴う状況を抱えている方のリスク回避
- 仕事や家庭環境など感染して症状出た時の対処がしやすい方が望ましい方
他にもありますが一般的にはこのような人に一番メリットがありますね。
Q.予防接種のデメリットは?
A.ワクチンであっても、感染源を体内入れることには変わりませんので、その時の体調次第でリスクはセロにはなりません。
A.感染した時の症状が軽いため、インフルエンザに気付かずに、人と多く接触してしまう為、感染が周囲に広がりやすい可能性も裏腹に抱えています。
A.予防接種した型と流行しているものの型が違う場合は予防接種に関係なく発症します。
予防接種は万能薬ではありません。
摂取すれば何も心配ないという意味ではなく、最悪を回避するための一つの手段である事を理解した上で摂取する事が重要ですね。
また、過去にもありましたが、温暖化や世界中の人の移動からパンデミックなどもインフルエンザにはありえます。その時々の情報をしっかり確認して取捨選択が重要になってきます。
この数年、予防接種した方が認識不足のため結果的に拡散してしまっているケースがありますので、特に家族間では情報共有が必要になります。
予防接種された方は、逆に風邪を放置しない方法も考える事が重要になります。
今回のテーマ「予防接種」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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丸山 泰弘
薬剤師、健康・レストランのコンサルタント
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