こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
学問と実践
この時期は何処の企業も新入社員の教育という視点で四苦八苦している事でしょう。
勿論私が大学を卒業した時は私が感じる以上に先輩方に大いに負担を掛けて来たのは間違いないです(笑)。
学んで来た知識や理論が現場に行くと、
ん?学んだ事と違う⁈
なんて思いもまだまだ多い時期で、
先輩達は、そんな事も知らないの?
なんてギャップは山ほどありますよね〜
医療は実習という期間がありますが、それでも卒業すると大きなギャップに戸惑います。
社会の実践の場は既存の理論だけでは対応出来ない事ばかりです。
特に人間相手のものはなおさらですね。
学校で学んだ理論もそうですが、
実践の場での経験の積み重ねから生まれてくる理論も重要です。
何故なら、その積み重ねがビッグデータになりAIを動かす情報の一部になってくのですから。
しかし、この時重要になるのは学校で学んで来た事だと感じてます。
とは言っても何を学んだかより、どの様に学んできたか?
もっと言えば高校まで12年間、大学まで出れば16年間学び方を学んで来たことになると私は思っています。
社会に出ると当然のことながらやりたい事だけをやっている方はなかなか稀ですね。
やりたいかどうかよりも、やらなければ進まない状況がほとんどではないでしょうか?
その中で一つ一つの出来事から自分の学びに変えていく自分なりの方法は何かしら身につけてきているでしょう。
とはいってもそんな自覚がある方は滅多にいないはずです。
そこで実践の場では教師ではなく先輩が指導してくれたり、助けてくれたり、姿を見せてお手本となってくれますね。
教えるとは学ぶこと
「初心忘るべからず」と世阿弥が説いてます。
因みに始めた時の事を言っているわけではありませんよ。
どうしても2年目や3年目になると全部知ってしまったかの様な錯覚に陥ります
私なんて今でもそうかもしれませんが・・・
忙しいと、何でこんなこともわからないんだ?一回教えたんだから、なんて思ってしまう事も度々あります。体育会系的かもしれません
しかし、どんな些細な事でも、教えるということは私自身に毎回気付きとそこから学びが得られます。
いやいやながらでも教えてみると、自分自身が、何が分かっていて、何が分かっていないのかがハッキリしてきます。
結果的には教えることは学ぶことなんですね。
そして自分を理解する事に繋がる様に感じています。
むしろ成長させていただいている様にも感じています。
このプロセスは、自分のカラダを知っていくプロセスに非常に近い感じがしますね。
相手を通して自分というものを理解する
そしてその結果、自分自身の変化が始まって行きますね。
カラダの声を聞くことは教えることからも学べると言ってもいいかもしれません。
仕事に限らず、誰かに何かを伝えていくという事は自分を知る近道でもありそうです。
こういう時期だからこそ関係性というものを大事にして進んで行きたいものです。
今回のテーマはいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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丸山 泰弘
薬剤師、健康・レストランのコンサルタント
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