薬剤師が語る 生活のタネ

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カラダ予報 《土用入り》

こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです

 

今日も私見たっぷりのタネをお届けします。


今回のテーマは「土用入り」です

 

暦の上では、明日から土用の期間になります。

土用丑の日の土用です。

 

明日から18日間あり。最終日は節句に当たり、翌日19日目は旧暦では夏の始まりに当たる立夏になります。

 

土用というのは陰陽五行思想四季を配当する中で季節の変わり目を5つ目の季節として設定されているのですが、やはり季節の変わり目らしく、社会でも、個人ごとでも変わり目らしい現象が毎年見受けられます。

特に医療の現場では何らかの変わり目のサインでは?と見受けられる方を多くいらっしゃいます。

風邪であれば、カラダが一旦休憩してリセットしたいといった感じかもしれませんが、実際はもう少し違ったニュアンスの現象に感じています。

 

毎回思うのですが、この時期は何らかの「トランジッション(変化のプロセス)」の期間ではないか?

 

人生の転機と言うほどでは無いですが、全般的に内側に目を向ける期間で、外側に気持ちを向け過ぎるとブレーキをかけるかの様に、内側と外側の境目に異変が起きてきます。

症状は皮膚五感に関するものも多いのと、外側に力を注ぎ過ぎると内側が枯渇する様な現象になります。

例えば蕁麻疹や聞こえが悪くなったり、気力の低下抵抗力の現象という感じですね。

 

5月にうつ病が増えるのはこのせいというと乱暴ですが、春に意思を強く持ち積極的に活動する中で、バランスが外に傾き過ぎないようにしていると捉えれば全く関係ないともいいきれませんね。

 

最近は少し前で言う都市型の生活に地域関係なくなってきている関係で症状の出方や出る時期が非常に複雑になってきていますので、何でも当てはめるのは乱暴になってしまいますが、

この時期は、自分の中央(内側)に意識を改めて着地させ、その自分と周り(人だけでなく環境も)との関係性(境目)を見直す事で、物事がよりより安定し、が出来て一貫性を持って前進や成長の為の準備が整うチャンスと捉えたら、この時期は一年の中でも糧を得る時期で、その次の季節に外に飛び出し活動に繋がりそうです。

 

今日は若干哲学的な表現になり過ぎましたが、私は非常に良い時期で成長する前の貯めの時期と捉えてます。

日常的にこうすべきと言う事はありませんが、期間中に何らかの自分の変化や周りの変化を感じた時に、外に何かを求めたり発散するより、自分自身の変化のチャンスと捉えて過ごしてみるのは如何でしょうか?

 

また、土用に関連して情報は出して参りますが、私自身もこの様な観点から臨んでみたいと思います。


今回のテーマ「土用入り」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル
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丸山  泰弘

薬剤師、健康・レストランのコンサルタント