薬剤師が語る 生活のタネ

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なぜ土用中に自然の中に行かないように言われていたか【生活のタネ・カラダの変わり目】

こんにちは

生活のタネをお届けするタネ屋のマルです

今日も私見たっぷりのタネをお届けします。

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 連日「カラダの変わり目」について様々な角度でお伝えしていますが、

今回は、その中でもお年寄りに言われたことがあるかもしれない内容です。

 

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土用中は、自然の中に遊びにいくと事故にあったり、怪我をするよ!

このような内容です。

私が育った環境は、日常が自然に囲まれていたので言われたことはなかったと記憶しています。

 

確かに調べてみると以前は、丑三つ時は・・・みたいな感じで言われてきた部分があったようです。

 

もう何年も意識して観察しているので確かに、ニュースで事故や遭難など自然と関連するようなものが多くなっているとは感じています。

ただ、日本人にとって、7月19日から「立秋」の8月7日までは、夏休みや花火をはじめとしたイベントごとが非常に多いため自然の中にいく機会が多いためデータとしては解析するのは難しいかもしれません。

また、梅雨や台風など自然災害を多くなってくる時期ですので外側の状況だけでは因果関係を探るのは難しいかもしれません。

 

しかし、「カラダの変わり目 」として人間側から分析していくとわかることがあります。

外側への集中力・注意力が低下、さらに散漫になりやすい時期

 であることは確かです。

 

 その理由は、カラダの変わり目の一番のポイントになる意識のフォーカスが2〜3割内側(中心)に偏ります。

逆に、周囲への意識配分が通常の7割程度になってしまう為、注意力が低下し、集中力も長時間持続しなくなります。

 結果的に日常の行動範囲であればいいのですが、

慣れない場所であったり、自然界の多様な変動には、反応や対処が遅れたり気づかなかったりしてしまう確率が高くなります。

 

この要素を考えると必然的に、事故や怪我の確率は高くなりますよね。

 

対策としては、事前に認識しておくことが確率を減らせると思います。

「土用」の時期でなければ、事前にあまり調べないことで、新たな発見や視野が広がったりと得るものが多いのですが、

この時期は、道路状況、現地の天気、いく場所の環境、宿泊先の環境等、詳細はともかく、イメージできる程度には認識しておくと足りない3割を補完できる可能性があります。

 

梅雨明けと夏休みで、細かいことは気にせず開放したい気分ではあるでしょう。

しかも今年はGO  TO キャンペーンがありますので尚更です。

 

コロナ等のカラダのケアも併せてオススメなのは、

自然の中でも、ホテルでも、

安心して、のんびり、ゆったりとした時間が過ごせる場所を確保しておくこと。

頻繁に移動するより、お気に入りの場所で、

体を緩めて、リラックスし、放電するような時間を楽しむ目的で出かける。

こんな視点で出掛ける計画であれば、

新たなライフスタイルのデザインにもなり、カラダのメンテナンスにもなります。

さらに、意識が内側に集中しているので、

自分自身を見直すことはいつもより3割増しの効率と考えたら非常に充実した時間を過ごせるのではないでしょうか?

 

「土用」期間中は、自然界が危ないのではなく、

自分自身の内側のマイナーチェンジとしてリニューアル期間と捉えたらいかがでしょうか?

外側をよく見せることより自分自身が充実する時間です。

是非楽しんでください。

 

一つ注意しておきたいのは、皮膚や粘膜のバリアが弱まっていますので、何らかの保護は忘れずに。

 

因みに、土用期間をカレンダーでみると下の黄色線の期間になります。

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今回のテーマ「」はいかがでしたか?

新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル

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筆者:丸山  泰弘

薬剤師、カラダ・キュレーター

 

KaRaDa Farm AQUA

https://www.karada-farm-aqua.com

カラダ・キュレーション(CS60)

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