こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
この数日目立つのが
- 胃腸炎
- 胃のもたれ
- 腹痛
大まかにこの3つの
季節の変わり目の延長なのでもともと出やすいのですが、
気温が上昇し始めてきてから急に目立つ様になりました。
よく考えると、その少し前には
など肝機能と胆嚢に関連する症状が一過性に集中してました。
それが?と思われるかもしれませんが、関連しているように思われます。
これを説明するには現代医療より東洋医学的に陰陽五行のモノサシが比較的わかりやすです。
カラダの声と合わせて眺めてみて下さい。
陰陽五行学説は
木・火・土・金・水
の五つの要素に当てはめてみていきます。
季節の変わり目の土用が明けて「春(木性)」に入り暖かくなりカラダもフワッとしたりしてきませんか?
3月ごろの陽気でよくのぼせる方が多いですよね。
木性の「肝」の活動が活発になっている証拠です。
「肝」が活発になるので肝機能やその周辺はバランスをとるのに一時的に影響が出ます。
また、肝が活発になると「のぼせ」や「怒り」など気が上昇するようになりやすいです。最近イライラしやすくないですか?
下の図の赤丸が今回の症状の主役の「肝」と「胃」になります。
先程「肝」が強くなるという事ですが、急に強くなったりするとなんらかのバランスを取り始めます。
下の写真の「相生」「相克」です。
今回のテーマは「胃」ですが、「肝」が強くなると「相克」で「胃」を痛めてしまいます。
近日の症状で言えば、胃の動きが悪くなり、消化力が落ちる事で処理しきれない状態で腸に流れていき、胃腸炎の原因になります。
また、胃の動きが悪くなると、補助するために胃酸を沢山だしてサポートする事になります。こうなると胃痛や胸焼けや吐き気はでやすくなります。
じゃあ「相生」はないの?
あります。心機能が一時的に活発になります。
写真では赤丸にしてませんが、「火」の心が活発になるわけです。
この1〜2週間は一時的に血圧が上がってしまっている方が多くて、最初は寒の戻りのせい?と思いましたが、この「相生」からとも見立てられます。
これらの症状は、病気というより環境にカラダが対応しているプロセスで「ホメオスタシス」の一部と言えるので大抵は1〜2週間もあれば消えていく事が多いです。逆に続く場合はしっかり検査してもらう必要があります。
陰陽五行学説では分かりづらい方もいるでしょうから、もう一つ「気象」の観点からも見てみたいと思います。少し科学的になりますか?
下の頭痛ーるアプリからわかるように、この1週間だけでも3回低気圧や前線が通過しています。
今も気圧か下がっているので頭がボーっとするかたもいるかもしれませんね。



頭痛ーるアプリより
今の時期の低気圧の通過は北風の乾燥して冷たい空気から一時的に「南風」で「湿気」の多い空気が入り込み気温も上昇します。
急な「気圧低下」又は「気圧上昇」と「湿気」は抵抗力が落ちたカラダには強い神経負荷となり特に「胃」には影響しやすく動きが硬直します。
特に耳の奥の三半規管は一番影響受けますのでボーっとはしやすくなりますね。
上では書きませんでしたが、抵抗力が落ちている場合、「カンジダ菌(カビの仲間)」が皮膚や腸内又は粘膜で活発になりやすい状況になります。
ヘルペスウイルス が活発になっているのも今は関連していそうですね。
若干強引な説明かもしれませんが、
上記の症状で来ている方は、何故か過去の同じタイミングで同じ治療で来ている方ばかりです。
そういう意味では、その人の体質や環境なども関連していそうですね。
カラダの声がいろいろ教えてくれているともいえます。
来週も予報では気圧低下があります。
先ずはメリハリのある生活が大事ですので、オンとオフをしっかり使い分けたいですね。
今回のカラダNEWSはいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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丸山 泰弘
薬剤師、健康・レストランのコンサルタント
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