カラダ予報 《乾燥は既に始まってる》夏肌から冬肌への準備
こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
紅葉や秋の味覚の情報に触れていると、秋の深まりをかんじますね。
空気も一ヶ月前とは全く違いますよね。
前回の三浦梅園の現場主義・実証主義ではありませんが、「乾燥」がそろそろ実感してきていませんか?
風邪も流行っていますが、意外に皮膚の乾燥が気になってきている人がこの2週間程多く見かけます。
カサカサで受診する年配の方も増えましたし、もともと皮膚にトラブルが出やすい方は、ローションタイプの保湿剤では保湿力が弱くなってきていると皆さん実感しているようです。
最近の湿度は60〜70%程度で際立って乾燥しているとは言えません。
一つ考えられるのは、気温は冬に向かっているのですが、肌は夏の体制のままで冬肌に切り替わる手前だと言う事ですね。
暦の上では20日から季節の変わり目に入ります。
この変わり目に肌も切り替えの準備に入ると考えられます。
その証拠に11月は意外に肌トラブルや皮膚刺激の関係で出てくる症状が一時的に増えます。
完全に乾燥する12月頃はカラダが冬の体制にはいるので内側は準備完了となる可能性がありますが、肌はターンオーバーの期間がありタイムラグが生じてしまいます。
昨今の気象から考えると、大抵の人はまだ夏肌で、薄く通気性のいい麻のシャツを着ているかのような状態といったらいいのでしょうか。
なので一時的に肌や粘膜のバリアが環境に対しての抵抗力が弱い時期とも言えます。
簡単に出来ることは、先ず一生懸命に洗いすぎたり、強くこすらない事ですね。肌に影響が出やすい方は、入浴後には簡単でもいいので保湿しておくのも順応までの対策になります。
湿度だけではわかりずらいですが、実際の大気も大陸からの乾燥した空気が押し寄せてきているのが下の写真からも感じられるかもしれません。
カラダの声と、自然界の声にたまには耳を傾けていきたいですね。
今回のカラダ予報はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜
丸山 泰弘
薬剤師、健康・レストランのコンサルタント
Twitterでカラダに影響する旬の情報を発信していきますこちらもどうぞ
@taneyakumaru