こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今回は、体の変わり目においての鍵になる「疲労」について書いていきます。
いつも、疲労を解消して！
疲労を溜めないように！
なんて言いますが、
疲労を溜めない生活ってなんだろう？
なかなかちゃんとした解説を聞いたことがないのではないでしょうか？
そこで、今回まずは、疲労の概念の鍵になる
「生体アラーム」
という側面から【疲労】を考えてみます。
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疲労はアラームだった
私の40代以上の世代だと
「24時間働けますか」
「5時から男」
などなどのCMが昔あったのを思い出します。
疲労はドリンクでスッキリ‼︎
という時代です。
私は捻くれていたので
商売よりその人を守るという視点から
ほとんどのドリンクで感じる効果は
カフェインによるもので
感覚はスッキリするけど
疲労は改善しませんよ。
なんてアドバイスなんてしていたことを思い出します。
もちろんそんな話でいきなり習慣を変える人は稀ですが・・・
近年、疲労の正体がどんどん解明され
その深刻さは、命に関わる重要なアラームであった！
と再認識されるようになりました。
ここで今回のテーマの概念
「生体アラーム」
ってご存じでしょうか？
医学用語ではなく、通称ではありますが
「発熱」「痛み」「疲労」が三大生体アラームと言われます。
疲労は疼痛、発熱と並んで生体の3大危険信号と言われ、身体にとって生命と健康を維持する上で重要な信号のひとつである。
「疲労」が発熱や痛みに匹敵するアラームだなんてなかなかイメージできないかもしれませんが、
体の周期を観察してきた人間としては、
非常に重要な危険信号であることを実感してきました。
三大生体アラームの一つである「疲労」は
生命維持に対して危険信号を発する合図であるというのを
まずは知っていただけましたでしょうか。
アラームの弱点として
健康ドリンクの例のように
アドレナリンなどで興奮させていると
アラームがOFFになってしまうんですよね。
大まかには、昼間は
交感神経優先でストレスによって動いているので
ほとんど気づかない
しかし、夕方又は夜になると
副交感神経優位になって
張り詰めた緊張（ストレス）がOFFになって
隠れていた「疲労」「痛み」「発熱」が表出してきます。
このブログで書いている
【カラダの変わり目】期間（現在もその期間に入っています）
は、上で言う副交感神経優位なシーズンになるので
「疲労」が噴出し、それがきっかけで様々な症状につながります。
カラダの変わり目で出ている症状だけでしたら
命に関わるケースは少ないのですが
ライフスタイルに質を一気に低下させてしまうものばかりです。
この変わり目の頃の疲労を解消せず無理していくと
長い年月で大きな病気になって命を危ぶまれるレベルまで
溜め込んでしまいます。
このため込んでしまうことで病気に発展していく
という考え方をベースに持っているのが
アーユルヴェーダなんです。
健康を考える上で
「疲労」の持っている特徴を知ることは
これから更に重要になっていくでしょう。
更に、ストレスとの区別や
それを生かしたメリハリを生み出すライフスタイルも
注目されるといいですね。
まずは、「疲労」って
私たち人間にとって結構重要なサインだった！
と認識していただけるよう様々なアプローチをしてまいります。
今回のテーマ「疲労」はいかがでしたか？
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
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タネ屋のマル
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筆者：丸山 泰弘
薬剤師、カラダ・キュレーター、
マルヤマ・カイロスペース
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Twitter: ＠taneyakumaru
