薬剤師が語る 生活のタネ

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豊かな自分時間へ

こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします

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カラダ予報の前に、カラダの変わり目に入りましたので、改めて概念をお伝えします。

 

「カラダの変わり目」は私がつけた造語で、カラダの変化(トランジション)を季節変動と重ねてお伝えしています。

 

その中で、暦として目印なるのが旧暦で使われてきた「土用」です。17日から「土用」に入りました。

 

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「土用」は、陰陽五行思想の「木・火・土・金・水」という要素に配当するモノサシを使いながら一年の季節を見ていきます。

春が木、夏が火、秋が金、冬が水と、そして季節と季節の境目18日間が土で、年4回約72日間四季それぞれも約72日間。

五季節とすると72✖️5=360となり一年で太陽の周りを360度回転する地球と太陽との角度で考えると理解しやすいでしょう。

また、中国医学や漢方の世界観では太陽との角度よりその地の気候などとの連動を重視するため、「土」は夏の後の「長夏」として5番目の季節と捉えてシステムが組まれていますので、今回の説明とは別の視点と考えてください。

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カラダの変わり目に話を戻して、「土用」を捉えると、変わり目前半のメインシーズンとしています。

下の図の濃い18日間です。

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この18日間は特にそうですが、意識のベクトルが内向きになります。

外側の出来事はあまり気に留まらなくなっています。

特に新しいことに興味がわきずらいですね。

セールがあっても事前にわかっていないものなかなか足が向かないのではないでしょうか。

体感的にもやる気がなくなったような感じや、だるく感じる日々だったり。

ちょっと不安になりやすいですが、この感覚があれば正常です。

カラダは休めて心に寄り添うようにしていくといいです。

 

カラダを休めるには疲労感をとっていくことです。

肉体疲労ではなく、脳疲労と内臓疲労を減らしていくのが重要です。

疲労は、瞑想などいろんな方法がありますが、デフォルトモードネットワーク状態(脳のアイドリング)を一瞬でもいいので止める工夫が重要です。

内臓疲労は、生物は少なくして、火を通したもの中心に、重たいものを減らしてスープや鍋などがおすすめです。

 

先ずはカラダを整えながらカラダの感覚(身体感覚)に意識をいつもより向けていきましょう。

そうしていくうちに自分時間へ少しずつ向かっていけます。

何かの基準に当て嵌める必要がありません。

ただただ内側に意識を向け、感じるものを味わうことです。

気持ちいいモノゴトとは限りません。むしろ自分の成長につながるちょっとした壁のようなものを感じることもあるでしょう。

それも解決するというより、まず認識して一旦受け入れてみるのはいかがでしょうか?

 

なんとなく憂鬱感を感じてしまいがちなこの週末になるかもしれませんが、

それは、何かをするのではなく、内側に意識を向けてみないか?というカラダからのお誘いの合図かもしれません。

1日ポーっとするだけでも構いません。

感覚を大切にして味わい尽くす至福の時間を是非。

 

今回のテーマ「自分時間」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。

タネ屋のマル
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筆者:丸山  泰弘
薬剤師、カラダ・キュレーター

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