薬剤師が語る 生活のタネ

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今年らしさとしての「手芸」〜女性性と自分時間〜

こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします

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今日は「手芸」とタイトルしましたが、

手芸をはじめとした『手作り』と言った方がいいのかもしれません。

 

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日常の施術で手芸関係の出版をされていた方のサロンに伺うようになったのですが、

普段の手芸作家さんの作品やお客様の様子をお聞きしていると、「あ〜、今年らしいな〜」と感じています。

 

手作りマスクでの演出は勿論今年ならではですが、

それ以上に手作りするという意味が昔とは変わってきているのかもしれない!と感じます。

とは言っても作家さんにお会いしている訳ではないのであくまでも私の想像ですが。

 

昔から、女性のたしなみであったり、出来なくてはならない技術でもあったこともあったでしょう。

 

近年は何でも既製品で安く簡単に手に入る為に、女性が裁縫が出来なくても問題はないかもしれません。

 

しかし、今年の手芸人気は、他の要素が入ってきていると言えそうです。

 

男性もやる人が増えてきているとか。

手作り全般で言えばDIYや料理なども男性が多くなっているようです。

私は今年手作りは無いですが、もともと革細工やものづくりやその為の道具を自作するのが好きで数年毎に、急に没頭してしまう期間があります。

今年で言えば料理をする機会は増えましたね。

 

ものづくりは、仕方なくやる状況の方もいらっしゃるかもしれませんが、

今年の様に、仕事の余裕ができたり、旅行にいけなくなると、自分自身の為に手作りを始める方がおおくなったのでは?と思います。

 

大袈裟に言えば、それまで旅行や帰省によって無意識にやっていた自分自身を取り戻す作業なのかもしれません。

 

それまで男性性に偏って社会で頑張ってきた中で、追いやられていた女性性を取り戻して、自分時間であったり、自分らしさを取り戻そうと無意識に興味が湧くのでは?と感じています。

 

ここで、「女性性」と「男性性」について簡単に見ておきます。

機能・システム・外見の話ではなく、相対的にみたらどちらか?という性質的な要素を意味していて、簡単に言えば「陰」か「陽」かという感じの話です。

なので、女性だけでなく男性にも共通する概念です。

 

陰陽でいえは女性性は陰の側と言えます。

 

カラダで言えば自律神経の交感神経と副交感神経と同じ関係です。

夜間に交感神経側に偏ると脳が興奮しと寝れませんね。

 

では、何故今年なのか?というと、

カラダで言えば夜間の副交感神経と同じように、この数年は以前から言われてきている時代の転換期であり、陰の時期とも表現されています。

カラダでは夜間は睡眠でカラダを作り直そう!とする事と一緒で、陰の時間ともいえる女性性の比率を上げる事によって、社会も自分も立て直し、本来の自分を取り戻して行く時期ともいえるでしょう。

 

 

また、手芸をはじめ手作りは、目の前の作業に集中していますので、時間の無い時間とも言える時になります。

その時間には本当の自分を立ち上げるものもあります。

 

まだまだ、海外旅行などは難しいでしょうか、自分自身を取り戻す旅は、

自分自身の時間そのものを旅してみてはいかがでしょうか?

男性とか女性とかではなく、自分のバランスを是非見つめてみて下さい。

 

 

 

今回のテーマ「手芸」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。

タネ屋のマル
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筆者:丸山  泰弘
薬剤師、カラダ・キュレーター

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