こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします
今回は、この時期特有の『ココロの圧力』と『ココロの引力』というキーワードで「カラダの変わり目」を過ごしていくタネを見つけていきましょう!
この1〜2週間で、急に又は徐々に何かやる事に気が乗らない事が多くなっていませんか?
私は、なっています(笑)
といっても「やる気」が無いのではなく、「やる気」が乗らないんです。
これはこの時期にカラダに起きる典型的な特徴です。
答えは、「それが、いい」
何故なら、「意識のリズムがあえてそうさせているから」
何気なく過ごしていると、振り返っても毎日同じ一直線上を歩いてきている感覚がありますが、
実は、カラダの恒常性(ホメオスタシス)によって常に一定であるかの様に調律してくれているのです。
私達は、太陽の巡りから一日であったり季節であったりの時間の「刻み」と「リズム(周期)」があります。
恒常性が無ければ、例えば爬虫類のように日光浴などしなくてはいきていけません。
私達人間には、他の動植物と違う「感情」「思考」「言葉」そしてそれを繋いでいる「意識」や「ココロ」といわれているものがありそれらも様々な周期性を持っているようです。
「カラダの変わり目」は私の見てきた感覚ではありますが、「意識のリズム」とも言ってもいいでしょう。
ココロもこの意識と他の要素が織り合わさり連動している考えれば同じリズムを持っていると言えます。
この周期で言うと、今は、意識の収縮期といった感じです。
ココロも外見や体感では収縮して灯火が消えかけているのでは?って感じているかもしれませんね。
実は内側の灯火はこの時期、メラメラと奥の方で強い炎になってきているんです。
それは、今後の貴方の行動のパワーの源になるんですよ。
これを蓄える意味でも、むしろ「やる気」を更に上乗せして無駄遣いや充電の妨げは避けたいところです。
その妨げになるものの一つが今回のキーワードである
「ココロの圧力」「ココロの引力」
になります。
まず「ココロの圧力」から見ていきましょう。
圧力は英語ではpressure(プレッシャー)です。
言葉のイメージ通り外部から圧力がかかった感じが想像できるのでは無いでしょうか。
この圧力を感じた時の感覚を「ストレス」と言います。
「ストレス」は肉体的なものもあれば精神的なものもあります。
「カラダの変わり目前半」は意識が自然に内側に収縮していくため、肉体の圧は弱まる一方で、内面のココロには一見「圧」がかかったかのような感触が出ます。
ギュっと押されたような握られたような
下の図がイメージ
この現象はちょっと心地良くは無いのですが、人生においては「ギフト」とも言える時間でもあるんです。
この「圧」を感じながらも気持ちをそこにそっと寄り添わせるようにすると、
いつもより「カラダの声(ココロの声)」が語りかけてくるんです。
課題を持って苦しんでいる方は、その声をちゃんと聞いてあげると
内なる炎は更にパワーを発揮して後々シンクロニシティやセレンディピティの現象として意外な答えが返ってくるかもしれません。
この「カラダ(ココロ)の声」を聞かないようにしていると、いずれ症状や痛みとなり更に強く語りかけくる事になります。
そういう意味では、ココロのデトックスと栄養補給期間ともいえます。
次に「ココロの引力」について見ていきましょう。
ココロの性質を表現するのは非常に難しいのですが、これは現場で見てきた私の経験則だと思って下さい。
上で、お話ししました恒常性(ホメオスタシス)と関連する働きとも言えますが、
ココロにはその時々でちょうどいい位置があるようです。
テンションと置き換えると分かりやすいかもしれません。
これがリズム(周期性)の中で上下していきます。
下の図を見てください。
実際は意識のリズムのみならず、時間のリズムや個人特有のリズムなどありますので、単純ではございませんが、「カラダの変わり目」は意識のリズムですので、ココロ特にテンションとしての体感はハッキリ出やすいです。
横の直線を一番ニュートラルなテンションと考えて頂けるとわかりやすいです。
リズムをニュートラルの上か下かと見てみて下さい。
ニュートラルの下側の時期はテンションが低いと感じ、上の時期は調子が良い感じがしています。
因みに感情の波はまた別の視点になりますので、一先ずテンションの高さという感じだけで見て見ましょう。
時期も重ねて見ると下のような感じです。
簡単に言えば、カラダの変わり目は基本テンションはニュートラルより低い感じ
実際はその時のその高さがその時のニュートラルな状態で、図のニュートラルは全体の平均値です。
例えば、現在下の図のAの時にいるとすると、意識のベクトルは体感的にはより内側、テンションとしてはより下へと向かうときです。
しかし、私達は、とかく自分のテンションはこれくらい!と少し前の調子が良く感じた頃を基準にしがちです。
その為、テンションを上げよう!、いつもはもっといいんだから!と言い聞かせ無理して上げよう上げようとしてしまうんです。
一瞬は上げる事はできますが、基本ココロの引力(意識のベクトル)は下向きに引いているので、フッと気が抜けた瞬間に一気に下降してしまいます。
これを何度もやってしまうと、よくあるのが、カラダの変わり目終わり頃にうつ病と診断を受ける方が出てきてしまいます。
特に周囲に気を配り盛り上げキャラの方がこうなりやすいように見受けられます。
これらから言えるのは、今はテンションが低く感じているのであれば、「それが、いい」んです。
実は、この意識が内側に向きテンションが下がる事で「モモ」でいう星の時間(自分の時間)に出会えるんです。
カラダがワザワザ意識を内側に向けてくれているのです。
あとは自らの意思を持てば、力まず自然とココロのザワザワが鎮まりより深く潜り始めます。
ユング心理学でいえば、潜在意識をより深く潜っていくような状態です。
そうすると、シンクロニシティやセレンディピティはそれぞれのタイミングでのちにやってきます。
年に4回のこのチャンスを味わい尽くすには、力まずに自然と潜る引力に身を委ねる勇気があれば十分です。
潜り切ったあとは、気がつけば引力が弱まり自然に浮上し始めます。
なので、心配せず委ねながらそっと意識を寄せて行って見てみませんか?
無理は理(コトワリ)が無いと書きます。
無理しないのも勇気が要りますが、最初の一歩踏み出せればあとは自然に進みます。
安心して手放しましょう。
今回のテーマ「ココロ」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜
筆者:丸山 泰弘
薬剤師、カラダ・キュレーター
KaRaDa Farm AQUA
https://www.karada-farm-aqua.com
カラダ・キュレーション(CS60)
https://karadaq.hatenablog.com/
Twitter
@taneyakumaru