こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
どうやら木曜日が関東で木枯らし1号が吹くのではと昨日から予報されています。
木枯らしとは
ユーラシア大陸から日本に向かって吹いてくる冬の季節風が日本海を渡る時に水分を含む。そして一般に日本列島の中央部には連山があるために、日本海側ではこの風が時雨となって雨や雪を降らせたことで水分を失う。結果、山を越えた太平洋側では乾燥した空気となり、これが吹き抜けることによって木枯らしとなる。フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用
気象庁における東京においての木枯らしの条件は
- 期間は10月半ばから11月末までの間に限る。
- 気圧配置が西高東低の冬型となって、季節風が吹くこと。
- 東京における風向が西北西~北である。
- 東京における最大風速が、おおむね風力(風速8m/s)以上である。
以上の条件を満たした風を「木枯らし」と認定する。そして毎秋最初の木枯らしを木枯らし一号(こがらしいちごう)として発表する。「木枯らし二号」や「木枯らし三号」もあり得るが、発表は行われない。なお「木枯らし一号」は関東地方(東京)と近畿地方(大阪)でしか発表されない。
では、いつもの週間カラダ予報と併せて見てみます。
先ずは上空の風の様子
北西から風が吹き込んでますね。
お天気レーダーアプリの10日間予報を使って見てみると
明日13日から低気圧通過に伴い南風→西風→北風と強い風が向きを変えながら吹き込みます。
気象庁の13日の予報天気図です。
移動性高気圧の狭間に低気圧が進んでくるのがみえますね。
気温を見てみると、
低気圧通過に伴い一旦気温が上昇し、一気に北風で冷え込むのが感じられるでしょうか?これが木枯らし1号になるのでは?と予報されています。
また、低気圧通過後から朝晩の風の強さが増して、昼の風の強さが弱くなるのが見られます。
この状況がより朝晩の寒暖差をつくりだし、紅葉が進む可能性がありますね。
逆に私達は朝晩と昼の服装の対策を考えていく必要があるかも知れません。
この木枯らし1号は「冬将軍」の到来とも言われ、ロシア帝国を守って来れた要因にもなっています。
ロシアから冬将軍がやってくるというと強そうです。
ナポレオンが引き返したのは武力ではなく冬将軍に屈したからでした。
よくしられている事ではありますが、歴史と結びつけると面白いですね。
「冬将軍」の語源は、1812年のロシア戦役でのフランス軍の敗退をイギリスの風刺画家が「GENERAL FROST Shaveing Little BONEY」と表現したことであるとされる[1]。実際には、モスクワ退却は10月19日から始まっており、この年のモスクワにおける初雪は11月5日であった。
ロシア(ロシア帝国時代、ソビエト連邦時代)はその気候の利を生かして18世紀の大北方戦争、19世紀のロシア戦役(ナポレオン戦争)、20世紀の独ソ戦(第二次世界大戦)においてそれぞれ交戦国であったカール12世のスウェーデン(バルト帝国)、ナポレオンのフランス(フランス帝国)、ヒトラーのドイツ(第三帝国)の軍隊に甚大な損害を与えたことは有名であり、いずれの敵も撃退されている。
木枯らし1号と思われる気象は冬将軍の先発隊の様なイメージでもありますね。
その先発隊の武器の一つが「風邪(ふうじゃ)」ということも言えます。
一瞬の南風の暖かさで気が緩んでいる所に風邪(ふうじゃ)が侵入して害してしまいます。(実際は肌の腠理、ツボの様なもので、外界との窓口が浮き上がり開いてしまうため)
この風邪に犯されると春先ののぼせの様に気が頭に上りやすくなります。
フワッとした体感を伴ってめまいなど起きやすいかもしれません。
その後は乾燥した「燥邪」や寒い「寒邪」なども次次と押し寄せ私達はダメージを深くしていきます。
ということはこの数日は肌をしっかりガードしておく必要がありますね。
最後に海水温です。
先週あたりからようやく「サンマ」が手頃な価格で東京にも並び始めました。
先月まではまだまだ海水温が高すぎてサンマには快適な温度に達してなかったのかもしれませんね。
同じ気象でも
例年通りのものと異常なものが入り乱れながら進んでいるのは、なんだか時代の転換と重なって見えてきます。
先ずは御自身のカラダをしっかり守っていって欲しいですね。
今回のカラダ予報はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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筆者:丸山 泰弘
薬剤師、カラダ・キュレーター
健康・レストランのコンサルタント
CS60始めました(CS60目黒)
カラダ・キュレーション(CS60)
https://karadaq.hatenablog.com/
@taneyakumaru