こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
今回は台湾で購入してきた漢方鍋を夏バテ予防に使ってみました。
台湾では、漢方薬局でもスーパーでも店頭に漢方鍋の素を揃えています。
要は漢方薬の材料がまとまって入っているので煮出して使ってね、というもの。
最初の頃は、チョット漢方が強烈かな〜なんて思ってましたが、何度か経験すると嫌でもないね〜って感じで、人間の許容の変化を楽しんでいます。
台湾の方はもしかすると一回で使い切るのかもしれませんが、
特に今回の漢方「十全大補湯」はいろんなものを満遍なくブレンドして、「気」の底上げのような働きですので、細々と取り入れて体力の底上げをしていきたいといったもの。
以前も書いたのですが、
日本には、出汁文化があり、漢方を出汁で何倍かに薄めたら十分楽しんで頂ける味に変化します。
日本人にとってはまだ慣れない方も多いので、わたしのやっている方法をご紹介します。
先ず、圧力鍋(無ければ普通の鍋でOK)に漢方材料と必要な水分を入れます。
煮出して抽出液(漢方薬)を作ってしまいます。
私は圧力鍋で30分程煮出しています。
材料は出して冷ましておきます。
この時に、味付けはせずただ漢方薬を作るだけにしておきます。
冷ましたものは冷蔵庫で数日保存可能です。
これを何回かに分けて使って行くのがポイント。
なので、例えば4人用の材料を買ってもいっぺんに煮出して数回に分けて使えばたとえ一人暮らしでも使いきれます。
1日一回でも毎食でも、味噌汁やスープに少し足して継続する事で体力の底上げがしやすくなります。
出汁をしっかり効かせたスープに足すと飲みやすいです。
具は野菜やキノコ類、そしてお肉が食べやすくてパワーアップになりやすいですね。
特にかつおダシが味のバランスをとるのにいいように感じてます。
台湾旅行で同じような漢方鍋を買ってきた方、
それぞれ味は違いますが、基本肉類と野菜と出汁の組み合わせが食べやすいですのでぜひチャレンジしてみてください。
同じような感覚私たちに一番浸透しているのがスパイスを使ったカレーですね。
理論は別でカラダへのアプローチは若干違いますが似たようなプロセスを経ていきますので、近いうちにそちら視点でも書いてみたいと思います。
因みに十全大補湯は体力がかなり落ちてしまったり、手術後の体力回復のようなけーすで医療現場で使われるケースが多いです。
薬局でも1種類は揃えている店舗が多いかと。
今回のテーマ「漢方鍋」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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筆者:丸山 泰弘
薬剤師、カラダ・キュレーター
健康・レストランのコンサルタント
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@taneyakumaru