こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
まだ台湾シリーズです。
私が台湾へ行くと漢方鍋を購入してきます。
いつも数種類買ってきます。
ただ煮出すだけだと、そのまま漢方薬なんですが、
私の場合は鰹出汁を中心に追加してスープにし、さらに野菜を中心に入れて鍋にして夏バテ予防などに使っています。
台湾の漢方鍋は本来「肉」や「臓物」で煮込むのが通常です。
体にパワーをつけるときにはその方がいいのですが、私はカラダをかすかに整える事を目的にしているため野菜スープにしています。
さて、漢方鍋の素ですが、今回は問屋街でもあり観光地の「迪化街」にて購入
今回は暑い夏にカラダをクールダウンするのにいいのは?と聞いてみたところ、初めてみるものを進められました。
「酸梅湯」というもの。
冷やしたものを飲ませてもらったら、想像以上に美味しく、夏のドリンク兼ねていいかも!と購入
殆どの店舗で「酸梅湯」は並べられていて、以前よく並んでいた「四物湯」などは見かけなくなってます。
現地の流行りか中国人のニーズか、、、
日本の漢方でも病後の体力低下回復によく使われる「十全大補湯」はまだどこのお店でも沢山売ってましたね。
これは名前の通り多種の生薬のブレンドになってますので、非常にマイルドでパワーアップというより基礎の地盤の補強のようなものです。
漢方スープはスープにしなければ漢方薬そのものですので、一度に煮出して冷ませは何回かに分割しても冷蔵庫で保存可能ですので、数日かけて楽しむことができます。
そのままでは美味しく感じない方は多いかもしれませんが、スープとして食事に取り入れる台湾の文化なら試せる方はいるかもしれません。
日本では病気を治す為に漢方薬を使う方が多いのですが、本来は身病の段階でつかえるとより良いものも多いので、試してみるのも面白いのではないでしょうか。
10年前に「迪化街」のお店の女将さんて話していたら今息子が日本に留学しているの〜と言ってましたが
そのお店に若い男の子が綺麗な日本語で対応してくれました。
まだ商売人ぽさは無かったけど、時の経過を街の姿とは別に感じましたね。
今回のテーマ「漢方鍋」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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丸山 泰弘
薬剤師、健康・レストランのコンサルタント
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@taneyakumaru