こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
私達は、とかくご利益や効果というものを現状の対処として欲する傾向が強いですね。
私もその一人である事は間違いありませんが(笑)
現在の世界の動向を見ても、まず自分達が何を得るか?という所にフォーカスが行き過ぎていて、自分が何を提供出来るか?なんてなかなか考えずらくなってきているのでしょう(自戒の念を込めて、、、)
栄養とデトックス(解毒・排出)に向いている夏へ切り替わる今、
そして平成から令和に切り替わる今だからこそ改めて新たなものを取り入れるときに最初に取り組むもの
それが意識のデトックスかもしれませんね。
とは言っても、私は意識の改革を教えられるような知識は持ち合わせていませんので、
カラダのシステムをデトックスと栄養という側面から認識してもらう事でその一助になればと思います。
このデトックスを古代から現代まで変わらず得意としてきているのが「アーユルヴェーダ」です。
非常にザックリとした説明になってしまいますが、
アーユルヴェーダでは症状が出る前のいわゆる未病を何段階にも分類していて治療として行うのは、
何はともあれデトックスと言っていいでしょう。
胃腸の中身、汗、尿に始まり、脳神経の老廃物、血液の老廃物、気の滞留物、電気類などなど
より物質的で個体のモノから液体・気体までそれぞれの性質に合わせてのテクニックがあります。
また、老廃物には例えば同じ気体や液体でも多様な特徴のもの(科学的には周波数の違い)や酸からアルカリ、分子構造の違い、スピード(時間)の違いなど、様々な性質が混ざり合ってレイヤー(多層)にもなっていてピンポイントで何かを処理するのはほぼ不可能なのは想像はしやすいのでは無いでしょうか。
私達の栄養を吸収して利用し、いらなくなったら排出する一連の流れを「代謝(たいしゃ)」といいますが、当たり前ですが、全体のバランスをとりながら時々でスイッチのオンオフをして適切にかつ自動で処理するようになっています。
このバランスを養う事が「営養」と古代中国では言われていたもので、現在の「栄養」の語源でもあるんです。
この辺から考えても、栄養は「代謝」のバランスと言い換えてもいいでしょう。
では、代謝のバランスですが、
私達の生活を考えると、食べる(入れる)量と、カラダが使う量と排出する量は明らかに入れるものに偏っている感じはありませんか?(という私自身も三つのバランスが間違いなく偏る傾向が、、、)
私は特に食べることが好きなので、間違いなく入れる方が過多で、
使う量が追いつかないのと、カラダが処理に使う時間が長くなり、
結果的に、排出する為の働く時間が短くなるバランス感になります。
私と同じような方はおおいのでは?
こういう時は、
- 先ず食べない時間をしっかりキープすること
- お粥又はスープにすること
この二つが排出のスイッチを入れやすくする鍵で、デトックスの第一の扉を開く様な作業です。
先日もお伝えしている「零を食べる」という言い方が令和を迎えるにあたって
ちょうど良い感じですね。
近年では、ボーンブロススープも話題になっていますし、
日本には出汁という文化もあります。
「塩」と「水」を原料にしたスープは素材もゼロベースに整えてくれます。
またお粥はアーユルヴェーダではデトックスの基本で、何故か排出が起きやすくなります。
また、食事の間隔を8時間以上開けられると腸の排出スイッチが入ります。夕食と朝食の時間が一番やりやすいところですね。
写真は家の近くのお粥屋さん
これらは、カラダが吸収や利用モードから排出(デトックス)モードに切り替えてくれます。
非常に簡単なんです。
とは言っても、なかなかそのちょっとした一手が打てない現状もありますよね〜
やはり出す事が大事とわかっても、気持ちは新たなものを取り込んで解決したいと先ずは考えてしまいますよね。
何かを取り込みたい欲求の背後には、漠然とした「不安」や「恐れ」が潜んでいるのでは?
何も無い自分が怖く守りを固めたくなりますよね。
古来から日本人は自分の大事なものを与える・分ける事で新たなものを手に入れる(受け入れる)といった文化のようなものがあります。
例えば、神社でのお賽銭は、最初に自分の大事なもの(お金)を差し出す事で縁を頂くというながれなどありますよね。
何かを得るには、何かを差し出すこと
栄養が有効利用されるには、先に排出して零の受け皿を用意する事は私達のDNAに刻まれてます。
これから各種のデトックスをご紹介していきますが、基本はこのながれが重要になります。
毎日でなくて週末だけなどでも充分ですのでぜひ取り入れてもらいたい考え方です。
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今回のテーマ「デトックス」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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丸山 泰弘
薬剤師、健康・レストランのコンサルタント
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@taneyakumaru