こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
昨日は新月から「見えなくなるからこそ見えるもの」という観点から上空(空間)の季節や時を感じカラダに紐付けてみました。
今日は水面下として海を通して季節や時、そして変わるものと変わらないものなどの視点から眺めてみたいと思います。
春の海と言えば先ず海の幸として「春告げ魚」がありますね。
私はスーパーでホタルイカが沢山並んでいるのを見ると春だな〜と感じる事が多いですね。
長野出身なので魚介類は日本海のものが一番身近でした。
メバルも広い地域で春告げ魚ですね。親が釣ってきた記憶があります。
南の地域になりますが「魚+春」で鰆(サワラ)も関東にいても飲食店でよく見かけるようになりますね。
他にもシラウオ、サヨリ、ハマグリなど各地域毎にサッパリとした食材が美味しい時期で、菜の花や春キャベツ、またまだフレッシュなワカメなどと香りと苦味を味わう季節ですね。
海の幸は近年いろんな事情があり、漁獲高が減ったり、生息域が変化したりしてますね。
その理由の一つに「海流」があります。
特に東京にいる私達には「黒潮」の恵みが多いのではないでしょうか。
この黒潮は毎年微妙にルートが変わってきているんです。
左から2015年、2017年、2019年の3月の海流です。
真っ直ぐ流れていると思いきや毎年違う蛇行をしています。
これも自然の気候と同じなのでしょうか。
イワシわこの流れに沿って泳いで、それを追って別の魚が北上してきたりりますので、漁師さんはこの見極めが重要なものもあるでしょう。
また、黒潮は南からね暖かな暖流ですので、このルートによっても気候にまで影響する事があるようですね。
特にこれから東側や南側からの風が増えてくると太平洋側の私達には影響がありそうですね。
海には流れの他に「満ち引き」というリズムがありますね。
ご存知の通り「月」との関係ですよね。
昨日の新月を受けて本日は大潮です。
eWeatherアプリより
水面下は流れと満ち引きを見ていると、上空の季節風やジェット気流の流れと、高気圧・低気圧のリズム的な上下運動の関係に非常に似ていませんか?
海流によって熱や冷たさを運び、全体の循環を生み出します。
満ち引きは引力の影響をうけ海面が上がったり下がったりしているのと合わさり塩分濃度も濃さが変わります。まるで気圧差で空気や酸素の密度の濃淡がリズム的に変化するかのようですよね。
因みに、製塩所は大抵大潮の時に海水を組み上げます。
一番塩分濃度が高い時がエネルギー効率が良くなるのも一つの理由と思われます。
塩商品に月に関連する名前が多いのはこの為でしょう。
また、ちょっと視点を変えて
「水面下」という言葉で連想する様に
見えない所、表面に現れない、隠れたところ
の様なイメージも個人的に考えたりもします。
これは満ち引きを生み出す「月」の性質であったり、
昼の太陽の「陽」に対して夜の月の「陰」という印象があるからかもしれません。
カラダ的考えていくと
前回の上空の気象現象は脳神経を中心にインパクトがあるように、
海の現象は、「水面下」のごとく深層意識であったり「心」という側面と非常に結びつきやすいように感じます。
波の起伏の様に感情にも波があり、揺れ動く心の性質を表しているかの様です。
また、水は
海から上空に水蒸気として蒸発し、雲になり、雨となって降ってきます。
降った雨は集まって川となり海へ戻っていきます。
古代からこの水の循環の性質から
見えない内側を浄化するために、水辺で禊をし、その循環から水を綺麗にプールする塩で場を清め
綺麗な魂と心で神や自然と向き合おうとしてきたと考えられています。
変わらぬ原理の世界のなかで、
太陽系のキャラクターや自然界と私達の生活の混じりあいを通して、
真理の探究も面白いかもしれませんね。
春分を前にした今は、
海からの春のメッセージをいただきながら、
春分でシフトする心とカラダの比重や陰と陽などを揺れながらもバランスを取っていくタイミングです。
春の旬を頂きながら内と外の世界を巡るのに下のような旅も面白いかもしれませんね。
今回のカラダNEWSはいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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丸山 泰弘
薬剤師、健康・レストランのコンサルタント
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