こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
私は年に1〜2回「十牛図」を読むことがあります。
大抵は海外に行く時の移動時間が多いですが。
この数日、頭をよぎったので
今年のテーマとも重なるしいい機会だと思い目を通し始めました。
土用から鬼門通過して立春に向かう流れや、2019年に起きやすい内部の葛藤にも適しているかもしれません。
明日は新月ですのでそこにもフィットする内容かもしれません。
私たちが知っている十牛図は日本の背景に適合させた「禅」の世界観です。
悟りに至るプロセスを表現されているものです。
私自身が悟りに至っているわけではありませんので内容の解説はできませんので、ご興味のある方は、書籍も沢山出ていますので興味のある方は是非手にとってみて下さい。
十牛図はインドで生まれて、ゾウだったのが中国で水牛になりそこから牛に変化して今のスタイルになってきたようです。
枚数も古くは10枚ではなくいろいろだったようです。
語り継がれながら今のスタイルに落ち着いてきたものでしょう。
悟りへの道でもありますが、ストーリーとして眺めてみると、
神話の法則(ヒーローズジャーニー)などとも非常に似通っているようにも見えてきます。
安易かもしれませんが、悟りは差トリとも表現できます。
循環しながら前進している人生の中で、スパイラルの、ゼロ地点であったり、水平・垂直など何度も通過しながら徐々に魂との差が縮まりながらも現実の世界でどう生きていくか?
といった部分を感じます。
以前のスピリチュアルブームの中で、悟りとは別の次元に生きるという期待を持って何か別の技術を手に入れるかのような感覚の方をよく見かけましたが、
この十牛図から伝わってくる悟りの状態とは、より現実の世界へ、地に足をつけて生活している人に見えてきます。
神社で鏡を見るが如く、外に何か答えがあるのではなく。自分自身の内観から見出していく世界観が感じられます。
外につい答えをつい探しがちになってしまいますが、既に答えは私達の中にある。のでしょう。
2019年はこういった事を考えついくのに最適というか、そうせざるを得ない事が次々とやってきそうですよね。
外部要素に反応する、というより、その反応を生み出した自分自身の価値観を見つめていく機会を度々作ることから、私達は充実した生活を送る事へと繋がると私は感じています。
現に、病気の方々を見ていると、その背景にある思考がそこに向かわせてしまっている事は20年程見てきた中で常に感じてきました。
十牛図が答えという事ではないかもしれませんが、なんらかのヒントを得られる人も中にはいるかもしれません。
もしこの情報で気になる点があるのであれば、一度十牛図に触れてみるのもいい機会になるかもしれませんね。
今回のテーマ「十牛図」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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丸山 泰弘
薬剤師、健康・レストランのコンサルタント
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@taneyakumaru